スタッフブログ

2018.10.27

腸内の健康から

第二の脳と言われているように、腸内環境は身体や心に大きく影響を与えます。

クレヨンしんちゃんでも、しんちゃんのママは便秘が続くとイライラするという描写がよくありますよね(*´ー`*)

腸内が荒れていると腸粘膜が弱くなり、粘膜というバリアが弱くなると、アレルギー物質や細菌やウイルスの体内への侵入を防ぐことができなくなります。

人の方だと、ノロウイルスにはヤクルトのシロタ株が良いとか、インフルエンザにはR1ヨーグルトが良いという話をよく耳にします。

また、子供が小さい頃に抗生剤を投与されたかどうかが、将来のアトピー発生に関係しているという記事を見たことがあります。(抗生剤などを使用すると腸内の善玉菌まで失われてしまうことが影響しているのではないかと。)

同じようなことがワンちゃん猫ちゃんでも言えると思います。

具合が悪くなってからだと、体に負担がかかっている状態で病院に連れてこられて余計にストレスがかかってしまったり、治すのが大変だったり、、投薬する飼い主さんも大変になってしまいます。

是非、病気になってから動物病院を利用する。ではなく、病気にならない体づくりのために利用していただけたらなと思っています。

サプリメントというと、薬のように短時間で劇的な効果があるわけではないので、実感としてイマイチかもしれませんが、続けていくと、“やらないより確かにいい”と思えるものがほとんどだと思います。

色々な会社さんが色々なサプリメントを作っていますので、どれがいいのかわからない時はお気軽に院長や看護師スタッフに聞いていただければと思います。

スタッフも、自分の飼っている犬や猫で使ってみた感想だったり、院長でしたら他の患者さんで効果があった、無いなどもお話しできると思います。

 

※ちなみに、サプリメントではありませんが、最近受付に置いてある“アレルバックス”というものをみなさん買われていきます。
これにはダニ由来のアレル物質に対する抗体が含まれていて、ハウスダストに含まれるダニ由来物質をブロックする効果があると言われています。

猛暑の影響でダニが増え、そのフンや死骸が秋にピークになったため、ダニアレルギーで来院する患者さんが多くいました。

アレルギーはただ痒いという問題だけでなく、酷くなると気道を圧迫して呼吸が困難になる場合もあります。

是非腸内の免疫を高める&アレル物質を増やさないという、内部外部両面から健康維持に努めていただければと思います。

長くなったわりに、説明がうまく出来ていないような気もしますが、何かご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください(*⁰▿⁰*)