スタッフブログ

2019.07.17

夏衣装の猫さん

久しぶりのこの子が先日、月曜日に来院しました😌

今回はちょっと体調が優れず、予定より早めのご来院だったため、いらっしゃると聞いたときとても嬉しかったのですが、同時にとても心配でした。

 

動物病院スタッフ側からすると、患者様🐶🐱に会えるのはとても嬉しい! ・・反面、病気で具合が悪くて来ることも多いので、素直に喜んでいいものか・・ということも多々あります。

この日は背中にと書かれた法被と、ひょっとこのお面のついたほっかむりで登場😊

 

さらにお色直しもして、ムームー姿☺️🌺

後ろもお花たくさんでとっても可愛いです🤩🌼

そしてさらに白雪姫姿も😍

後ろ姿も・・

茶色の毛に白雪姫の鮮やかな衣装がとても似合っています😉

この日はこの子の飼い主のお姉さんも衣装を合わせていらっしゃり(法被と浴衣で夏衣装)、2人並んでいる姿がとてもとても素敵でした。

 

『言葉がなくても、 ね、わかるでしょ?』

猫ちゃんがお姉さんに何か心を通してお話しているようです。

 

 

いつも行くお気に入りの場所には行かず、この日の待ち時間はずっと歯医者さん側の涼しい砂利の感触を楽しんで休んでいた猫ちゃんです。

 

不調で来院した猫ちゃんですが、帰宅した後は缶詰をたくさん食べられたようでとてもホッとしました。

 

7月は寒くなったり暑くなったり、暑いにしてもムシムシと気だるい天気。気軽にエアコンや服装で調整できない動物たちにとって、この気候はかなり負担になっているみたいです。

 

 

病院という場所なので、なかなか『来てね!』とは言いづらい場所ですが、私たちは動物の患者さんだけでなく、飼い主さんと会えるのもとっても楽しみにしているので、またこの先の秋も、冬も、新しい年も、桜の時期も、笑顔でお会いできる期間ができるだけ長くなればいいなと願っています。

 

本当に、こんなにも動物たちのことを愛している、心があったかい飼い主さんとをもつことができたなんて、私たちもとても幸せなことだなと心から感じています。

 

2019.07.16

1周年

本日2019年7月16日、当院は無事1周年を迎えることができました✨

ちょうど今日は火曜日で休診日であったため、ホテルでお泊まりしている可愛い猫ちゃん1人だけとの1周年記念となりました。

この7月16日はの日として、の日でもあります。

雨上がりに虹を見つけた時のように、少しの悲しみの後にも希望を見出せるような、そんな動物病院にしたいな。とこの日を開院日に選びました。

この1年前の前々日・前日は内覧会をいたしましたが、院長が石巻勤務時代・泉大沢時代からお知り合いの患者様に来ていただき、温かいお言葉やたくさんの素敵なお花などをたくさんいただき、まだ殺風景だった待合室が一気に笑顔で華やいだのを今でもはっきり覚えています😊

開院してからこの1年の間に、新しい出会いもあり、またせっかくいただいた出会いにも寂しいお別れが数々ありました。

 

その中で動物たちは飼い主さん家族が来ると、病気でぐったり・元気がない時でも立てるようになったり、表情に明るさが戻ったり、全く食欲がなかったのに食べるようになったりと、飼い主さんのの力は医学に勝る!という場面を私たちは何度も目にしました。

 

そんな場面に立ち会うと、動物たちを本当に元気にするものは、飼い主さんの愛以上のものはなく、私たちは本当にただほんの少しのお手伝いをしているだけなのだと思い知らされます。

私たちがどんなに知識を持っていても、最新の医療機器を持っていても、技術を持っていても、治してあげたいという気持ちをもっていても、飼い主さんがその子の不調に気が付いて、連れて来てもらえなければ治療の一歩も踏み出すことができません。

 

もっとああしてあげたらよかったのかな? 

あの時こっちの選択肢を取っていればよかったのかな・・

あの子に対して精一杯のことをしてあげられただろうか。  

うちに来てあの子は幸せだったかな??

 

動物たちが虹の橋を渡る時には、飼い主さんの心の中に色々な思いが巡ることもあると思いますが、家族と同じ時間を過ごし、どんな時でも一緒にいて、飼い主さん家族に生かされてきたからこそ、その子は一生を終えることができたのだと思います。ご家族様がその子に『愛してるよ』と想っているのと同じく、動物たちも『愛してるよ』と伝えたい気持ちをもっています。

 

私たちが知り尽くせない、飼い主さんと動物たちの出会い・生活・絆。

 

少しでもみなさんご家族の幸せな毎日が長く続きますよう、2年目も精進していきますので、スタッフ一同どうぞよろしくお願いいたします。

また何かご不明な点がありましたらお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

そして・・・ 可愛い我が子へメッセージを送ろう!!というミニイベント(?)をしております。 ぜひご参加ください☺️ 受付にメッセージシールを置いておりますので、可愛い我が子へ一言メッセージをどうぞ💖

さらに明日はガーベラブーケ前にささやかな1周年のプレゼントをご用意しております。どうぞお持ちくださいね。

 

 

 

2019.07.13

おじさまと猫 第3巻!

犬猫を販売できる時期が生後56日以降と法改正が可決されたと前回のマイクロチップの記事でご紹介しましたが、ナイスタイミングで、おじさまと猫第3巻が発売されました。

何がナイスタイミングなのかというと、この巻のお話には、幼少期に兄弟と過ごすことの大切さがとてもわかりやすく描かれているものがあるからです。

 

以前私が早とちりでLINE配信で第2巻にその話があると言ってしまいましたが、実際は第3巻にずれ込んでいましたσ^_^💦

LINE配信の前に桜井海さんにも病院のサイトで紹介して良いかツイッターのダイレクトメッセージで確認していたのですが、また改めてご紹介・・

“ありがとうにゃ”でジワっときてしまいます・・・。

 

第3巻にはふくまる(猫)が去勢手術のため病院に預けられる回もあるのですが、そちらも飼い主さんの気持ちがうまく詰め込まれた回で、すごく良いお話でした。

 

第1巻・第2巻も感動作品ばかりですが、第3巻は動物病院おすすめ漫画!!!と言える内容となっていますので、当院お越しの際は是非お読みくださいね。短編なので、少しの待ち時間にもサラッと読めると思います。

2019.07.12

マイクロチップ

さて、以前の記事で改正愛護法について少し触れましたが、今回は改正愛護法で何が変わったのかをお話ししたいと思います。

 

まず、動物の虐待についての罰則が強化されました。

旧動物愛護法では、動物の殺傷については、2年以下の懲役または200万円以下の罰金であったものが、5年以下の懲役または500万円以下の罰金へと厳罰化されました。

動物の遺棄に関しても、100万円以下の罰金であったものが1年以下の懲役または・・に変更に。

 

そして、動物の販売に関しては、生後56日以内の販売は厳罰化になります。

犬猫は生まれてから生後3〜4ヶ月の間にお母さん犬や他の兄弟と触れ合い、“犬づき合い”を学びます。例えばどれくらい噛んだら怒られるのか。兄弟と遊びを通じて徐々に感覚として覚えていきます。この“自分以外の動物”との触れ合いかたを学ぶことができないと、加減を知らないで大人になり、手がつけられない犬・猫になってしまいます。

 

上記の法律はあまり飼い主さん本人に直接関わることではありませんが、次の内容は少し知っておいてほしい法律です。

 

ほとんど全ての飼い主様に関わってくる法律が、マイクロチップの装着に関しての法律です。

マイクロチップとは、肩甲間部に入れる個体識別を行うためのとても小さなICダグで、内部にはICチップとアンテナが入っています。大きさは8~12mmほどの円筒状で生体適合ガラスに覆われています。

生体への影響はほとんどなく、この装着によって具合が悪くなるなどといった報告は今の所無いようです。レントゲンやCTも問題なく取れます。MRIに関しては装着部分付近5cmくらいに若干画像の乱れができるようですが、それもほぼ診断に影響の無いところになると思います。

 

このマイクロチップを入れることにどんな利点があるかというと、首輪や名札などに比べ、生体からの脱落がないため、汚れや紛失のリスクがないというところです。ただし、マイクロチップを挿入するだけでは意味がなく、マイクロチップを入れた後に登録を行わなければいけません。

マイクロチップには15桁の数字が記録されており、専用の機械でこの数字を読み取り、これを元にその子の情報を割り出します。

東日本大震災では、マイクロチップは入っていたものの、登録をしていなかったために飼い主がわからなかったという事例が多数ありました。

 

ではマイクロチップさえ入れていれば首輪や名札は必要ないのか。というと、そうでもありません。

マイクロチップは専用の機械がないと読み取れず、さらに読み取っただけでは飼い主さん情報を知ることはできません。

このため、迷子のワンちゃん・猫ちゃんを見つけたとしても、すぐに飼い主さんの元へ返してあげることはできません。

 

どんな人にも、『この犬(or猫)は私の家の犬(or猫)ですよ〜!』と手軽に知らせることができるのは、やはり首輪名札への記載になります。

 

このマイクロチップの装着は3年を目処に施行されるようですが、当面の間一般の飼い主さんは努力義務となるようです。

しかし努力義務。といっても、迷子になったら・・災害で離れ離れになってしまったら・・ということを考えると、この愛護法の改正をきっかけにマイクロチップの装着をご家族で考えてみるのも良い機会かな思います。

 

ペットショップさんからワンちゃん・猫ちゃんを迎い入れたという方は、ペットショップさんの方ですでに入れられていることも多いので一度ご確認ください。まだ入ってなくて、これから是非入れたい。と言う方はあらかじめ病院までその旨をお伝えいただければチップの方をご用意いたしますのでLINEまたはお電話にてご連絡ください。

 

改正愛護法の変更点は以下にまとめてみました。

2019.07.09

〜うちの子へ贈る オリジナルフードボウル作り〜

7月7日はうちの子へ贈る オリジナルフードボウル作りを開催しました!

ポーセラーツを使っての、世界で一つだけのワンちゃん猫ちゃんに贈るオリジナルフードボウルです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

場所は、積水ハウスさんのパビリオンを借りて。

今回はほとんどがワンちゃんを飼われている方のご参加でした(^^)

事前にポーセラーツの先生に、参加者の方の飼われている犬種をお伝えしていたので、それぞれのシルエットが用意されており、みなさん自分の子に似たシルエットをなぞって無地の色付き転写紙に写し、それを切り取って白磁器に貼り付けていました。

どの色のシルエットにしようか。も悩むところですが、シルエットもいくつかご用意してくださったので、自分の子に似たシルエットはどれかな?と、それもまた楽しい悩み事になっていました^^

足などは線が細くカッティングもなかなか難しい作業でしたが、みなさんとても上手にカットされていました。

水につけた転写紙を食器に貼り付け、空気や水を丁寧に抜いていきます。ここで空気が入ってしまうと仕上がりが綺麗にならないので集中して行います!

事前に、犬種名などを書いた簡易的な名札をお配りしていたので、それを見て『〇〇飼ってるんですね〜』とお話されている声もチラホラ。遠くは石巻からご参加くださった方もいらっしゃいましたが、この場をきっかけに、お散歩の時にご近所でばったり会ったりしてまた飼い主さん同士のが広がるといいなぁと思っています。

4頭飼われている多頭飼いの飼い主さんは、親子で手分けしてフードボウル作り☺️

 

今回、ポーセラーツの先生の方でワンちゃんのお名前をカットしてきてくださる予定だったのですが、機械の不調でご用意できなかったので、飼い主さんの方で転写紙より選んで組み合わせる流れになりましたが、逆にとっても素敵になったなという印象✨✨✨

それぞれでシルエットの色も違うし、名前のフォントも色も違うし、個性あふれる、

本当に世界で一つだけのフードボウルに仕上がっていました❤️

お店で売られていても全く違和感がないくらい可愛い作品ばかり❗️

上からの撮影がメインですが、サイドや裏面も転写紙を貼れるので、そこにもそれぞれのこだわりが🤩💕

お皿の表の底面にはワンちゃんのお名前を、裏の底面には飼い主さんのお名前を入れていらっしゃる方もいて、それも面白い・ナイスアイディア😆💖可愛くて素敵だなと思いました。(お写真撮り忘れて残念!)

グルッと一周、どこを見ても『可愛い〜』の言葉が出てしまいます・・。

女の子男の子で色違いを作られたり。

自分の子とそっくりな転写紙を見つけて裏に貼られたり・・。

ワンちゃんのお誕生日を入れている方も・・❤️

12時半〜15時までの間で仕上げなければいけない中、4頭のワンちゃんの食器も無事完成!

4匹のワンちゃんの名前を全て貼り付けるのはなかなか時間のない中難しかったので、頭文字を入れておられましたが、それがまたすごくおしゃれ✨

女の子はピンクのお花、男の子は青いお花、パピーの子は小さな頭文字にしたりと、工夫が見られる素敵な作品たちです!

 

そんな私も途中から参戦し、1ボウル作りました😁

我が家は猫も犬もいるので、表は猫さん、サイドには犬を配置しました。

 

そして全ての作品がこちら🌸

可愛い13個のフードボウルたちです💕

 

制作中は沈黙の時間もあるくらいみなさん真剣に取り組まれていて、自己紹介や談笑のお時間は取れませんでしたが、また今度も楽しいワークショップの企画をしたいなと考えています。

『こんなワークショップをしてみたいな。』とか、『こんなお教室を開いているお知り合いがいるよ。』とか、『次回は別なポーセラーツをつくってみたい!』などありましたらどんどんご意見くださいね😉

 

ポーセラーツはただいま先生の方で窯焼きしている段階です。仕上がりがとっても楽しみです♬

2019.07.03

狂犬病の恐怖

今朝の情報番組で、山口県周南市の公園で野犬が急増し市民生活に影響が出ているというニュースを見ました。

私が小学校だった頃はよく通学途中に野良犬or迷子犬を見かけたものですが、最近は“飼い主さんの意識”も、“動物の命に対する意識”も高くなったため、あまりその様な犬たちは見なくなったなぁ。と思っていたところですが、まだまだ地域としてそのような場所は残っているのですね・・

おそらく山口県の野良犬は初めは1頭2頭の捨て犬から始まったと思いますが、今では何十頭にも増えているようです。

もちろん野犬が多くいる地域は全国他にもあることと思います。

 

山口県周南市には外国からの船が出入りする港もあり、海外から狂犬病に感染したネズミコウモリが入り込んでしまった場合、管理されていない(ワクチン未接種の)野良犬がそのネズミを食べたり、逆にそれらに噛まれるなどして狂犬病が広がってしまう可能性があります。 周南市のHP上に狂犬病が持ち込まれる可能性について記載した記事が今では削除されてしまったとのことですが、いくら50年以上狂犬病の発生がない清浄国だったとしても、海外では狂犬病によって多くの人たちが命を奪われていますし、海外の船が出入りしている以上、いつ狂犬病が発生してもおかしくないと考えていていいと思います。

 

世界的に見て、狂犬病の清浄国は日本、イギリス、ニュージーランド、オーストラリア、アイルランド、アイスランド、グアム、ハワイ、スウェーデン、フィジー(フィジーについては検疫が十分でないという意見もあるそうです)

2013年まで台湾も清浄国として数えられていましたが、イタチアナグマ143例、ネズミ1匹、犬1例に狂犬病の感染が確認されて除外されてしまいました。

このように海で囲まれていて清浄国と言われていた国でさえ気づかない間に感染が広がっている可能性がありうるわけです。

 

狂犬病ウイルス自体は空気に触れるだけで死滅するほど弱いウイルスですが、潜伏期間が1ヶ月〜3ヶ月、長ければ2年、3年と、発症するまでにかなり潜伏期間を要することが、感染を拡大させてしまう原因になっています。

狂犬病ウイルスは傷口から神経を伝って、日に数ミリずつ中枢神経(脳)へ向かって移動するため、首などの脳に近い部分を噛まれた場合は発症が早く、足先など脳から離れた部分を噛まれた場合は発症が遅いという傾向があります。

 

一度発症すれば100%死に至るという恐ろしい病気。これは世界を震撼させているエボラ出血熱の致死率(50%前後)を大きく上回り、またその病気を発症してからの亡くなり方もとても悲惨なものです。

 

狂犬病という名前だけを見ると、犬が凶暴になる病気かな?と思われがちですが、狂犬病は恐水症とも呼ばれ、犬だけでなく哺乳類全般に感染し、水を見るのも恐ろしくなるほど嚥下時に痛みを伴います。このため、唾液の過剰分泌、食欲不振、不眠となり、病気が進行すると風や光にさえ痛みを感じるようになります。

学生時代狂犬病を発症した子供のビデオを授業で見ましたが、とても悲惨なものでした。

そして自分が発症してすぐはまだしっかりした意識も残っているため、自分が段々と狂っていくのが認知できてしまうため、精神的にもとても辛い病気だと教わりました。

狂犬病については厚生労働省のHPにも色々と詳しく載っていますので是非一度ご覧いただければと思います。

 

日本では何十年も感染が確認されていない狂犬病ですし、ほぼ全ての飼い主さんが飼い犬にワクチンを摂取していると思われますので知り合いのワンちゃんに噛まれてしまった・・・狂犬病にかかったらどうしよう。とすぐに不安になることはありませんが、海外に渡航された際は注意が必要です。

特に東南アジア・アフリカなどへ行く際は特別気をつけなければなりません。

 

狂犬病の人へのワクチンについては検疫所のHPに載っています。

 

日本にも狂犬病の暴露後ワクチンは存在していますが、近くの病院に行ってすぐ打ってもらえるものではなく、数もかなり限られたものですので、海外で犬に噛まれた際は躊躇することなくすぐに現地の病院を受診する様にしてください。

 

また、何よりも犬を飼われる方には狂犬病ワクチンは犬の命を守るためではなく、人間の命を守るためのワクチンであることを忘れないでいてほしいです。もちろん大切な家族の一員であるワンちゃんの命は大事。

でも、面倒だから・どうせ日本は狂犬病がないから・たくさん注射を打たせるのは可哀想だから・高齢だし。という理由から狂犬病ワクチン接種を怠ったことが原因で、その大切なワンちゃんが他の人の命を奪ってしまうことになったら・・。

 

自分にも大切な、かけがえのない家族がいるように、周りの人にも大切な家族がいます。

どうか『どうせ大丈夫』と思わず、この狂犬病という病気について少しでも知っていただければと思います。

 

日本が50年以上も狂犬病正常国でいられるのは、狂犬病予防法が施行されて以来、毎年狂犬病ワクチンを接種し、予防に努めてきた皆さん1人1人の努力があるからです

 

先月改正動物愛護法が成立しましたが、動物の虐待はもちろん、動物愛護法で定められている通り動物の遺棄も立派な犯罪です。飼えなくなったからといって遺棄した動物が、将来狂犬病を広げる原因となった時、この大きな責任を果たして負えるのでしょうか? 

どうか軽い気持ちで命を飼わない・軽い気持ちで命を手離さないでください

一度信頼した人に裏切られるのは人間でも辛いこと。裏切る人間は世の中にいるとわかっていても、それでも傷ついてしまうものです。それが純粋な気持ちで接してくるワンちゃん・猫ちゃんの場合、一度裏切られて傷ついてしまった場合、もう人を信じられないと感じてしまうのはとても自然なことではないでしょうか。心が傷ついて、人に対して不信感から攻撃してくるのも理解できない事ではありません。

 

犬も猫も他の動物たちも、人間と同じがあります。そして人間と同じがあります。

一緒にいて幸せ・何かをして楽しい・辛いことをされて悲しい・嫌なことをされたら怒る・怖いことがあれば怯える。という感情をもっています。

 

ACジャパンさんのCMでも度々取り上げられますが、動物の殺処分は昔に比べて減ったものの、依然として行われています。

その殺処分により命を奪われた犬猫の死因は、炭酸ガスによる窒息死ではありません。

本当の死因は、捨てた人の、『大きくなった・こんなに臭うと思わなかった・飽きた・家族旅行に行けないから・年をとって世話が大変になったから』という身勝手さからです。

 

飼いはじめる前に、この子はどれくらい大きくなるのか、どんな病気になりやすい犬種なのか、手入れはどれほどの頻度必要なのか、旅行に行くときに預けられる場所はあるか、自分が病気になったり、年をとって世話が大変になった時、動物のお世話・入院時の預かりを手伝ってくれる人はいるか。あらかじめ確認しておくようにしましょう。

 

 

今回は文章ばかりの上、とても堅苦しい内容で、長文になってしまいましたが、大切なことなので書かせていただきました。

 

8月のお盆期間中は当院は通常通り診療しておりますので(定休:火曜/お盆期間中は木曜午後予約Stop)、旅行や帰省により動物たちの預け先が無いなどございましたら受け入れておりますのでご相談ください。

2019.07.01

あじさい寺

6月も終わり、今日から7月ですね!

しばらく雨の日が続きましたが、今日は久しぶりの曇り。この梅雨の時期は寒暖差があったり台風などで気候が目まぐるしく変わるため、喘息が起きやすい時期と言われています。

実は院長からの遺伝で、我が子はみんな喘息もち・・・案の定一番下の子は数日前から喘息を発症し、吸入治療をしています。

さらに湿気が増えるこの季節は喘息発作の引き金となるようなダニやカビなども増えるので、注意が必要です。

喘息天気予報というサイトもあるようなので、興味のある方はチェックしてみてください。

 

 

さて、そんな雨続き・湿気まみれのこの梅雨の季節に、何か楽しめるところはあるかな?と、以前から気になっていた、仙台市の資福寺というところに先週行ってきました。

この資福寺はあじさい寺で、本堂に着くまでの道にたくさんのあじさいの花が咲いていました。

ボルゾイ🐕を連れたご家族さんもあじさいのお花を楽しんでいましたが、この日は蒸し蒸し暑かったので、ワンちゃんは道に寝そべって休んでいました😅

こんなカラフルな紫陽花も。

紫陽花といっても様々な種類がありますよね。

まだこの訪れた日は見頃より少し早めだったので少なめの開花でしたが、今の時期はもう満開になっているのではないかな?と思います。

雨に濡れて輝く紫陽花のお花も美しいですね。

ちなみに、この紫陽花の根っこ葉っぱにはアミグダリンという毒素が含まれているため、人間はもちろん、ワンちゃん・猫ちゃんも食べてしまわないように気をつけなければなりません。

もしも口にしてしまった場合には、すぐに吐かせて胃洗浄などの処置を行わなければいけないので早めに動物病院に連れていってあげてくださいね。

資福寺もそこまで広くないので、ワンちゃん連れでお出かけするのもいいスポットだと思います。

ただし、コインパーキングから少し離れてしまうのが難点ですが・・ご興味のある方は是非😀

 

ちなみに病院の受付カウンター下には、現在パッと明るくなるようなひまわりのお花を飾っています。淡いレモンイエローのひまわりです。

体調の崩しやすい季節の変わり目は、お腹の弱い子であれば毎日のご飯も消化の良いものに変えてみたり、呼吸器の弱い子であれば空気の入れ替えやお部屋の湿度調整を気をつけるなど、早め早めの予防を心がけてあげると良いと思います。

また、避妊手術を行なっていないワンちゃんなどは子宮蓄膿症を発症してしまうリスクを念頭に体調の変化に注意してあげてください。また、『今さら避妊手術しても遅いかしら・・』と迷われている方も、乳腺腫瘍のリスクは下がりませんが、子宮蓄膿症のリスクは無くなるので中年齢以降の子でもご相談くださいね。

 

2019.06.26

高級?!?ローション

梅雨に入り、ジメジメ・蒸し蒸しした日が多くなりました。

 

この時期多くなるのが皮膚の病気

耳の垂れている子はお耳の中に湿気がたまり菌が繁殖するため外耳炎を起こしてしまったり、

お顔にシワの多い子はシワとシワの間に細菌性皮膚炎を起こしてしまったり…

 

湿気と暑さは細菌繁殖に好都合な条件で、さらに気温差で動物たちの免疫が落ちたところ、皮膚炎を起こしてしまうことが多いのです。

 

お耳が蒸れやすい子はたまにひっくり返して、通気性を良くし、清潔なガーゼなどにぬるま湯やお耳の洗浄液をつけて優しく汚れを拭き取ってあげたり、シワの多い子も汚れの溜まりやすいところを小まめに拭き取ってあげるようにしましょう。さらに拭き取った後は濡れたままにせず乾かしてあげることも大事です。

 

お耳の汚れをとるときにご家庭で綿棒を使用することもありますが、逆にお耳の中を傷つけてしまうこともあるので、使うときは、奥に入れすぎない力を入れすぎないことを注意して使用してください。このとき綿棒の先も濡らしてあげるといいですね。さらに使用する綿棒は、ベビー綿棒のように、力を入れすぎない構造のもの(芯の部分がふにゃふにゃするもの)がおすすめです。

お耳の中だけでなく、体表部分・お顔周り・肢先も、清潔に保つことの他に、皮膚を傷つけないということがとても大切なのです。

 

例えば、脂漏症の子であっても、シャンプーを頻繁に行いすぎると身体を守ってくれるバリアとなる脂まで落としてしまいます。汚れや細菌を落として皮膚を清潔にしたあとは、無防備になった皮膚をしっかり保湿して皮膚を整えてあげることが必要です。

 

冬場の乾燥時期、手の甲や身体がカサカサになり痒くてしょうがないという経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか? その上に家事などで頻繁に洗剤を使った水仕事をするとさらに痒みが酷くなりますよね。そんなとき、ハンドクリームで保湿をしてあげるのと同じように、動物も保湿をしてあげることは欠かせません。しかしこの保湿もあまりベタベタしたものを使うと逆に不快感に繋がったり、汚れが沈着しやすくなってしまいます。

上から蓋をする保湿ではなく、内部から潤うような保湿をしてあげるということがポイントです。

 

そんな中、とても使いやすいローションが発売され、我々スタッフも実際に自分の皮膚に使ってみてとても良かったのでご紹介したいと思います。

とっても高級感漂うこのヒノケアスキンケアローション、私は顔の半分に試してみましたが、付けた方の顔面と、付けなかった方の顔面で、ふっくらさが全く違いました・・・

私自身、乳液などのベタベタするものが好きではないので、普段から「化粧水と乳液をどちらもつけるようにしてください」と言われていながらも化粧水しかつけていないくらいなのですが、このヒノケアローションはつけた後にベタベタ感が無く、上から保湿成分で覆われた、というよりも、内側の水分を留めておいている。という感覚がありました。

 

正直、ワンちゃん猫ちゃんだけでなく、飼い主様ご自身にも勧めたいくらいの(笑)質の良さです σ^_^;

そして見た目はとても高級品!という感じですが、意外にお手頃価格です。(ちなみに2、3プッシュで手のひら1枚分になりますが、手の平3枚分のローションを毎日塗ったとしても2ヶ月はもつそうです。)

 

アトピーの子や、乾燥肌の子、薬以外のもので肌の調子を整えて治療をアシストしてあげたいという子にはとてもおすすめです。 お試し用で病院に1ボトル置く予定ですので、受付スタッフや院長に、『ヒノケアローション試してみたい!』と是非お声がけくださいね☆ (在庫が無くなった場合はお試しいただけない場合もございます)

 

 

 

 

 

2019.06.22

ワンちゃん・猫ちゃんには軟水を

住まいの博覧会でご紹介させていただいたわんたまにゃんたま

ワンちゃん・猫ちゃんに浄水器の水・・なんて、ちょっと贅沢品?という印象は確かにあるかもしれません。

「水道水で十分」「うちはお水をお取り寄せしているからそっちで良い。」と言う方も多いと思います。

 

では水道水やペットボトルのミネラルウォーターは、ワンちゃん猫ちゃんにとって本当に安全なものでしょうか?

 

まず水道水ですが、一般的に水道水を避ける方の理由としては、塩素やトリハロメタンが入っているから。が挙げられると思います。

水道水の消毒として使われる塩素量ですが、日本の水道水の残留塩素濃度はWHOの基準値よりも大幅に下回っているので、生涯飲み続けても安全といえます。

次にトリハロメタンですが、このトリハロメタンという物質は自然界にある植物が不完全に分解された時にできる腐植質と塩素が反応することにより生成される物質で、発がん性があると言われていますが、こちらも日本の水道水はWHOの基準値を下回っており、生涯飲み続けていても大丈夫とされています。

総じて考えると、水道水は塩素は含まれているけれど、ワンちゃん・猫ちゃんの飲み水として容器に入れたまま半日〜1日過ごす。という方は雑菌の繁殖もある程度抑えられるため良いと言えます。

ただ、ワンちゃんなどは人間よりも嗅覚が鋭いので、水道水の塩素臭を気にしてしまう子だと塩素を除去したものの方がよく飲んでくれるようになるかもしれません。(人でいうと塩素臭のするプールのお水を飲んでいる感覚なのかも・・。)

また、地域によりミネラル量が変わってくるのでこの点には注意が必要です。関東や北九州地方ではミネラル分が多いので膀胱結石ができやすい子には水道水はあまりお勧めできないことになります。(あとは東北であっても井戸水を使っているような地域は注意)

 

次にペットボトルのお水ですが、これはどのようなお水をご購入されているかにもよります。

もしも動物たち・小さなお子さんに与えるお水でしたら硬水ではなく、軟水のお水をご購入されることをおすすめします。

しかしペットボトルのお水も、開封してしまうと雑菌が繁殖しやすくなってしまう点と、市販のミネラルウォーター類は水道水よりは安全基準項目数が少ないという点が多少気になる事柄かなと思います。

 

以上のことから、安価で、安全基準項目数も多く安全な水道水を使いつつ、その水道水の中からミネラル分を取り除いて軟水にしたものを、“必要な分だけ”作って与えることができるもの。と考えると、わんたま・にゃんたまはベストなものなのかな?と考えられます。ちなみに犬猫用浄水器と言っても、もちろん形が可愛くなっているだけで、人間が使っても全く問題はありません(^_^)v お父さんの水割り晩酌用などに食卓に置いても可愛いと思いますよ!

 

ワンちゃん・猫ちゃんは臭いにとても敏感なので、使用するお水の容器に臭いがついていても嫌がる子もいるので、プラスチックの器よりも陶器やガラス、ステンレスの容器をおすすめします。そしてキンキンに冷えたお水よりも多少ぬるま湯の方がよく飲んでくれます。

そして人間でもすぐ飲める環境にあればちょくちょく飲むけれど、少し遠い場所にあれば面倒臭くてつい我慢してしまう。ように、ワンちゃん猫ちゃんも気が向いたときにすぐお水を飲める。という環境がとても大切です。

可能であれば、生活空間に複数箇所お水を置いてあげることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

2019.06.19

お口スッキリ

6月はスケーリングキャンペーンを行なっており、以前より歯石が気になっていた・・。というワンちゃん猫ちゃんがこの機会にご利用くださっています。

 

《あるときのスケーリング例》

ビフォー

アフターです。

2種類の研磨剤を使っているので歯がピカピカになります。

 

 

重度歯周病の子です。歯肉も炎症がひどく、ブヨブヨになっています。

(↓ 以下、歯肉炎の画像をアップしていますので、苦手な方はご注意ください。 ↓)

 

 

 

 

 

 

放置すると歯周ポケットが深くなりすぎ、鼻の方に穴が貫通してしまったり、顎の骨が溶けてしまうので、歯周病がひどい時は抜歯をして口腔内を衛生的に保つ必要があります。時に大きな穴が空いている場合はその部分を縫合して塞いでいであげなくてはなりません。

 

チワワ・トイプードル・ダックス・パピヨン、マルチーズなど、歯周病になりやすい犬種はありますが、中にはかなりのご高齢でも歯の汚れがほとんどない!という子もいます。

唾液量や、その子のもつ免疫力、お水の飲む量などにより歯石の沈着量は変わってきます。

一番歯石のたまりやすい箇所は、口唇をグッと開いた時にようやく見える、裂肉歯(奥歯)という部分です。

歯周ポケットが深くなると、空気がなくても繁殖する嫌気性菌というものが増えてしまい、この菌の毒素によって内臓にも悪影響が出てきてしまいます。

 

もちろんワンちゃんだけでなく、口腔内の健康は猫ちゃんにとっても大切。

口腔内が不衛生だと口内炎もできてしまい、口の中が敏感な猫ちゃんは食欲がガクッと落ちてしまいます。

これはスケーリング後の写真ですが、歯茎の周りがグルっと赤くなっています。 この猫ちゃんは口の奥の方にも口内炎が多数ありました。

 

もちろん、麻酔をかけての処置は不安・・という方は、歯石が酷くなる前に、早めに歯磨きを習慣としてできる様にしてあげるといいですね🙌🏻

 

本日シャンプーに訪れたフレンチブルドックさんやパグさん、チワワさんはみなさん歯磨きもされて行かれました。

歯ブラシを口に入れるときは「え??! 何するの?!!」と少し嫌がるそぶりをしましたが、使った歯磨きジェルが美味しかったのか、その味を堪能するかのように口をくちゃくちゃとしながら上手に歯磨きさせてくれました😊

今回使用した歯ブラシは、ビルバックさんの歯ブラシで、使った歯磨きジェルはLIONさんの歯磨きジェル“フレッシュリーフ味”。

ビルバックさんの歯ブラシは柄が長くて持ちやすく、ブラシの毛は長い毛と短い毛が混在しているので歯周ポケットの奥までしっかり届き、汚れが掻き出しやすくおすすめです^^

 

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