スタッフブログ

2019.12.01

発酵あんこ

11月は下痢・軟便を主訴に来院されたワンちゃん・猫ちゃんが多くいらっしゃいました。

これから年末年始に向け、寒さだったり、普段食べない美味しいご馳走のお相伴にあずかったり、慣れない来客にストレスを抱え、ますます胃腸に負担がかかることも多くなるかと思われます。

 

しかもお歳暮時期は、配達員さんのピンポーン♪も増えますので、「お家を守らなきゃ!」という意識が強い子は、気を張る機会も多くなりそう。

 

去年のよつば新聞にも書きましたが、クリスマス時期・お正月時期は誤飲誤食も多くなりますので、飼い主のみなさま、食べ物の管理には十分お気をつけください💦

 

クリスマスの時期に多い事例は、焼き鳥を串ごと食べちゃった!、チキンを丸ごと食べちゃった!、ケーキの飾りを食べちゃった!、ゴミ箱からビニールを漁って食べていたみたい😱・・・などなど。

焼き鳥の串はもちろんのこと、チキンも加熱された骨の場合刺さりやすくなるので非常に危険です。(生の手羽元は比較的平気)

また、明らかな異物でなくても、この時期はチーズや生クリームなど、脂肪分の多い食べ物が食卓に出回ることが多いので、胃に負担がかかりやすく、消化酵素を急激に出そうとして膵炎なども引き起こされやすくなってしまいます。

 

さらに年末年始は動物病院さんも長期のお休みに入ってしまうところが多いので、予め対策を嵩じておくことをお勧めします。

誤飲誤食をしないように、ゴミ箱は倒されても蓋が開かないものにしておく、家族間で、“人間の食べ物を与えない・おやつを食べさせすぎない”という意志を統一しておく、ご飯支度の時はケージに入れておく、宅配ボックスがあるお家はインターホンではなくボックスに入れておいてもらう、インターホンではなく別のアプローチをしてもらう(お電話をもらう)など。。。

また、この時期だけでも消化の良いご飯に切り換えてみるのも良いかと思います。普段のご飯に整腸サプリメントを添加するのもGOOD。

病気にならないうちから何かしておくということがとても大切です。

 

その中で、やはり同じ食べ物を食べて喜びを分かち合いたい。という方向けに、ワンちゃんのお正月特別メニューに使えそうな食べ物をご紹介。

上の写真は先日私が作った発酵あんこです。

あんこは犬に食べさせても良いの?というお正月にありそうな質問の答えは、NOです。なぜなら市販のあんこは砂糖が大量に使われているため、糖分・カロリー過多になってしまうからです。

でも、この発酵あんこなら、砂糖を一切使っていないため、小さなお子さんから、おじいちゃん・おばあちゃん・ワンちゃんにも食べさせて安心。(もちろんアレルギーもちの子や、食べさせすぎはいけません。)

 

ワンちゃんの手作り食に甘酒は使っても大丈夫だよ。という記事を書いたことがありますが、この発酵あんこも、を使って作ったもので、整腸作用やビタミンが豊富なため、お腹のことを考えてもお勧めの一品。

 

お正月の時に茹でたジャガイモやかぼちゃをお団子にし、この発酵あんこを少し乗せてあんこ餅にしてあげるとお正月らしいワンちゃん手作りメニューにできて良いのではないでしょうか。

 

発酵あんこは、あく抜きした小豆を柔らかくなるまで煮た後に、麹と混ぜて炊飯器の保温効果で8時間ほど放置(時折混ぜますが)すると出来上がります。(保温放置の時は炊飯器の蓋は開けて、濡れ布巾で炊飯釜を覆います)

水分量などは生麹を使うか、乾燥麹を使うかによって変わりますが、今回私が使ったレシピでは、小豆200gに対して、あく抜き後の小豆を煮る水が4カップ、塩は小さじ1/2。 炊飯器での発酵は、茹でて柔らかくなった小豆と、いつも行く麹屋さんかから買ってきた生麹200g、お水を1カップという分量で作りました。

 

小豆を茹でている時に出る小豆汁はダイエット効果むくみ防止アンチエイジングコレステロール減少など、女性だけでなく男性にとっても嬉しい効果が期待できるため、発酵あんこで余分に出た汁はそのまま飲むのもおススメです。

 

スーパーで売られている市販の乾燥麹でもできましたが、今回麹屋さんの美味しい生麹を使ったため、さらに美味しく仕上がりました。麹もこだわるととても美味しい発酵あんこができますよ!