スタッフブログ

2020.01.26

論語と算盤

気がつくと10日以上ブログの更新がストップしていました。

自分の感覚では2、3日くらいのつもりでいるのですが、あっという間に時間は過ぎてしまっていていつもびっくりさせられます。

その繋がりで、「まだ賞味期限が1週間ある!」と思っていた食材も、気付いた時には1カ月過ぎていたということも多々…😱

 

私の好きな座右の銘の1つに思い立ったが吉日があるのですが、まさにその通りで、気付いた時にすぐに行動を起こさないと手遅れになってしまう。ということを日々痛感させられています。(書きたいことも調べたいこともたくさんあるのに何だったのかを思い出せなくなってしまいます・・・)

さらに、賞味期限の件しかり(💦)、自分の感覚が思い違いであることも多いため、我日に我が身を三省すに順って、何度でも自分を振り返り、律しなければいけないなと、自身を戒める毎日です。

この自分を戒める言葉というのは言わずと知れた論語にある言葉ですが、論語の教えは中学高校時代に国語の教科書で出会って以来私の中でとても影響を受けているものです。 日々の悩ましい事象に心揺らぐ時も、思い出される言葉が多く、最近では息子にも“ドラえもん はじめての論語”という本を購入し、音読させていたりします。

 

その話をたまたま当院を担当してくださっている会計士さんと話していましたら、渋沢栄一さんの『論語と算盤』という本をオススメしていただき、アマゾンで見かけて気になっていたことと、これから新札の顔となる人でもあるし!ということで、早速購入してみました。(その他にもいくつかオススメしてもらった本も一緒に購入。全ての本を読み切れるかは不安なところですが楽しみです。その前にも買っている本がいくつかあるのでかなり膨大。)

非常に共感できるところ、今まで自分が言いたかったこと、普段独自の言葉でスタッフに伝えていることがしっかりとした文章として表現されていること、なるほど!と思えるところがあり、とても勉強になりました。

この歳になると、若い時に比べて人から何か教えを受けるという機会が少なくなりますが、本というものはその人(著者)の今までの人生ベースで学んだことを、誰に媚びることなく発信していながら、読む側は『合わなければ“読まない”』という選択肢を簡単に取ることができるので、非常に向き合いやすいものだなぁ。と、改めて感じました。

 

落ち着いた時間が取れないために本を読むということもなく過ぎていた毎日ですが、物の考え方や価値観を広げるためにも、小さくまとまった世界に目を通す機会をこれから少しでも増やしていきたいなと思っています。