スタッフブログ

2019.01.12

日清製粉さんのごはん

昨日のお昼休みの時間は日清製粉さんで出されているフードの院内セミナーでした。

日清製粉さんはフラワー小麦粉やマ・マーなどの粉製品を扱っている会社さんです!(カップラーメンの日清さんとは別会社です。)

ワンちゃん・猫ちゃんの病院用フードといえば、ロイヤルカナンさんやヒルズさんなどがポピュラーかと思いますが、最近では日清製粉さんからもアレルギー用・ダイエット用・消化器系用・腎臓用などのフードが出ています。

療法食だけでなく、オヤツもありますし、腎臓用にはドライタイプだけでなくウェットタイプもあります。

日清製粉さんのフードですごいところは、品質にとにかくこだわっていて、サンプルフードにまで脱酸素剤が梱包されているところ(´⊙ω⊙`)  サンプルほどの量のものにも新鮮さを保つ気配りがされています。

というのも、品質が落ちないような添加物をフードそのものに入れていないためだそうです。

途中、セミナーの合間合間に実際に私たちもワンちゃん・猫ちゃん用のフードやオヤツの試食もしてみました😄

色々なフードがあるなか、まず感じたのが〝油臭さがない〟ということ。手で摘んでも全く手が汚れません。

ドライフードの味は、普通の出汁パックをギュッとビスケット状に固めたかのように風味よく、噛んだ時の歯ごたえもパリパリと湿気や脂分のない良い音がしました。

試食した中で私が特に美味しかったのはアレルゲンセレクトカットオヤツキューブです。このキューブは原材料にタチウオが使われており(贅沢!!)、お芋の甘さがとても感じられる、普通にお茶菓子として出されたら多分気づかないくらいのクオリティでした(◎_◎;)

そのほか、猫ちゃん用の腎臓食で高級品の部類に入るキドニーキープ リッチテイストなどもお試ししましたが、「他のご飯は食べなくなったけど、このご飯をあげたら食べてくれるようになった」というのも頷けるくらいの舌触りでした。

腎臓食なので他のものより、やはり味としては薄く感じましたが、ドライフードは鼻から抜ける風味がとてもよく、ウェットタイプはレストランで使われる裏ごし器を使ってツナ缶を丁寧に裏ごししたかのような滑らかな舌触りでした。(滑らかでありながら所々マグロの食感も感じられるように粒状のものが入っています)

 

また、日清製粉さんのアレルギー対策用フードは、アレルゲンの混入がないように製造過程でも梱包時も人間用のアレルギー食と同じくらい厳重に管理されているそうで、少しのアレルゲンにも反応してしまう子にはベストなご飯だと思います。

 

 

いくつかサンプルフードをいただきましたので、ご飯の切り替えをお考え中の飼い主様、新しいご飯にご興味のある飼い主様はぜひスタッフまでお申し出ください。

まだ療法食の必要のない子でも、小さい頃から色々なご飯を試しておくと、高齢になったときなど、いざ処方食に切り替えなくてはいけないという状況がきても受け入れやすくなります。特に猫ちゃんは小さい頃に食べたものが好みとして残るようになるので(おふくろの味的な)、腎臓食や肝臓食、糖尿病のご飯などをお試ししておいても良いと思います。

とある有名な行動学の先生の昔飼われていた猫ちゃんはアメリカ生まれだったそうですが、高齢になり、いよいよご飯が食べられなくなったときに、試しにハンバーガーをあげてみたらとても喜んで食べたそうですよ。(´⊙ω⊙`)きっと子猫ちゃんの時にハンバーガーを道ゆく人に分けてもらっていたのでしょうね( ˘ω˘ )