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2018.09.09

歯のお話 その2

私も最近、歯医者さんにかかることが多くなったのですが、どうも首から上の痛みには弱く、毎回ドキドキしてもらいながら処置していただいています…(^_^;)

あの歯医者さんの器具のキュイーンという音も恐怖なんですよね…。゚(゚´ω`゚)゚。

動物の場合は、歯科処置をする際は全身麻酔をかけることがほとんどです。

『麻酔をかけずに歯石除去をしてほしい』という要望を受けることもありますが、

歯周ポケットの奥まである歯石は取りきれないこと、動物に過剰な恐怖心を与えてしまうことなどからオススメはしていません。

理性で恐怖心を抑えている人間でさえドキドキしてしまう歯科処置ですもの…f^_^;
何も分からず病院に連れてこられたワンちゃん猫ちゃんはもっと恐怖に感じてしまうはずです。

麻酔をかける際は事前に血液検査をして内臓の状態を把握してから行いますので、健康診断の意味合いでも定期的に歯のメンテナンスをすることは良いことだと思います。

もちろん、毎日歯磨きや口腔ケアを行なってキレイな歯を維持できていれば最高!

歯石のつきやすい犬種は小型犬が多く、チワワさん、ダックスさん、トイプードルさん、マルチーズさんなどはこまめにチェックしてあげてください。また、歳をとって免疫や唾液量が少なくなると更に歯石が付きやすくなります。

写真の子はシェルティさんですが、スケーリング処置でとてもキレイになりました。