スタッフブログ

2022.06.29

花との思い出 〜②学生生活、そして卒業〜

①でお話したような流れで我々の花との生活がスタート。

 

花を保護した後も、他の犬・猫を追加で保護したことはありましたが、花は手のひらサイズの小さな子猫にまでシャーっ!と威嚇をし、我が子以外は認めない!という態度を取っていました。

しかし、息子の至花は花からの愛情を一心に受け育ったせいか、他猫に対してもとても愛情深く接することができ、途中保護した子猫(衣(コロモ)ちゃん)にも優しく接してお世話をしていました。

(↑柄が似てるけど兄妹じゃないよ?)

花にいびられつつ、至花が守ってくれたおかげで衣(コロモ)もスクスク成長していきました。

側から見ていて、よくある嫁姑関係のようでしたね・・・==;

花を保護して半年ほど経った頃、私は体調を崩し、愛護活動の部長を降り、サークルを辞めました。(そのポロリ愚痴話はブログのどこかで書いたような?)

なので、花親子と暮らした保護動物は成猫の茶トラ1匹と子猫の衣ちゃん、そして黒いラブラドール1匹だけでした。

 

この時から、花は“他の子猫は受け付けない猫”というイメージがつき、我々の中でも「花が死ぬまでは他の子飼えないね。」というルールが暗黙の了解として根付いたわけです。

《息子には潰されてもジッと耐えられる激甘な母なのに。。。。。》

 

大学2年次から飼い始め、月日は流れその4年後、大学6年生にもなってくると、国家試験の勉強に費やす時間が多くなり、自宅学習のスタイルにしていた私たちは猫と一緒の時間も増えていきました。

みなさんも経験があると思いますが、猫って、PCや勉強していると目の前にきて手元を塞いだりするじゃないですか。

花も至花も例外ではなく、よく勉強しているとテキストの上にもれなく寝転がったりしてきていました。

至花は私派でしたが、花は日下派でした。

自分に注目してほしいからなのか、応援していたのか(多分それはない)、

勉強中は眠気か猫との戦いがもれなくついてきていました。 テキストが見えないので邪魔でしょうがないんですよ!笑

同時にやる気も削がれます。

(↑猫にも読めるものなら読んでみたいという気持ちがあったりして?????)

 

学生生活は長かったですが、猫たちとの思い出で一番強く思い出されるのは、この国家試験のため勉強していた期間です。

 

そんなこんなで勉強に明け暮れ、時は2011年年明け。国家試験のため家を空けるので猫たちは日下の実家である仙台に移されました。

国家試験が2月にあり、3月には我々が卒業なので、これで猫たちにとって最後の十和田生活となりました。

 

猫たちが十和田から去り、より一層試験のための勉強に没頭する私たち。テキストを塞ぐ輩がいなくなったのでラストスパートです。 

とってもどうでも良い話ですが、この頃の私たちの勉強の息抜きは、ザッケローニ監督が率いる日本代表のワールドカップの試合を見るか、外の気温が何℃なのか当てに行くドライブ(大きい道路の電光掲示板に気温が表示されているのですが、それが何度か当てっこしに行ってました。)をしていました。外は極寒なのですが、一瞬外に出る分にはヒートアップした頭を冷やすのにちょうど良かったです。※平気で十和田の夜の気温はマイナス15度とかいってました。←この気温をみても花が野良時代どう生き抜いてきたのかとても不思議でした。 ・・・普通死ぬって!!

 

そうして2月下旬、無事我々は東京での国家試験を終え、3月11日十和田で卒業式を迎えることができました。

 

・・・・・3月11日。

そう、忘れもしないあの日のことです。