スタッフブログ

2026.02.06

みんな腰が痛い

1月は、関節炎・下痢・尿路疾患(腎・尿管・膀胱結石/膀胱炎など)の子が多くいらっしゃいました。

先日、ワンちゃんを飼っている私の友人との会話で、『最近膀胱炎の子が多いから、〇〇ちゃんのところ(のワンズ)も気をつけてね〜』なんて伝えた数日後、まるでその会話が予言だったかのように、実際にその子のワンちゃんが膀胱炎になって当院を受診することになった。なんていう事もありました。

 

人間の方でも、インスタを覗いていると、いろいろな方が腰を痛めているストーリーやポスト投稿が見受けられていましたが、ちょうど同じようなタイミングで、もれなくうちの院長も先日腰を痛めました。

以前にも同じようなお話はしていますが、不思議と感染症でない病気や怪我でも同時多発的に起こる現象が多々見受けられます。

不幸中の幸いだったのが、腰を痛めた日がちょうど木曜日だったので、なんとか病院へ行く時間が取れたことです。

それでもギリギリまで本人は病院に行かず乗り切ろうとしていましたが、私をはじめスタッフも病院への受診を強く勧めてくれたおかげで行くことができました。

何においても、ちょっと違和感があるうちに/手遅れになる前に対処するということが大切であるのです。(↓以前も投稿したコレ!!忘れずにいたいものです。)

あと1ヶ月もしないうちに春の健康診断キャンペーンが始まる予定ですが、何事も『やらなくてよかった・・』より『やっておけばよかった』という後悔の方が大きいものです。

早め早めの予防・対処で、1日でも健康で楽しく過ごせる日を多く作っていきましょう。

 

さて、その1月に特に多かった尿路疾患ですが、その中でも細菌感染による膀胱炎と、尿路結石のために来院する子が多かったです。

季節的な要素でいうと、寒さによる免疫力の低下、お水を飲む機会・飲水量の減少、荒天などの理由で外出が減り、尿を我慢する機会が増えることなどが尿路疾患が増える一因と考えています。

尿路結石というと、字面から〝硬いもの〟だからレントゲンを撮れば一発で見つかるのではないか。という印象を持たれる方もいらっしゃるかもいるかもしれませんが、実はレントゲンに映らない結石も存在します。

先日手術をした子も、エコーにより結石を発見することができましたが、体調不良とのことで血液検査だけをしても原因はわからなかったはずですし、たとえレントゲンを撮っても結石は発見できなかったはずです。(※この後、腎臓のお写真が出てきます。苦手な方はご注意ください。

(↑レントゲンでは写らない石が、↓エコーでは写ります。)

結石の成分としてカルシウムが少ない石(例えば尿酸結石やシスチン結石)がレントゲンで写らない結石となります。

結石は摂取する食べ物や飲み物などの影響で形成されるものが多いですが、尿酸結石やシスチン結石に至っては遺伝的な要因が強く関連します。

 

写真の症例は過去に尿酸アンモニウム結石を膀胱から摘出した既往歴を持つ子の症例なので、今回のケースも両方の腎臓〜尿管に尿酸結石が詰まり水腎症となっていたものと思われました。

この子は緊急手術により両腎臓にチューブを取り付け一命を取り留めることができました。

次に腎臓に取り付けたチューブの写真が添付されています。苦手な方はご注意ください。

大切な家族のこと。

もう少し早く〇〇していたら・・・という後悔は、皆さんにしてほしくないと思っています。

少し大袈裟かな?という身体の異変も見逃さず、早め早めに良くなるよう対処してあげるようにしましょう。