最近観たドラマ・映画
今年に入ってからもう半年が経過してしまいました。
今日は夏至の日&院長の誕生日です。
春先から色々なことがあり、加えて世界の緊迫した情勢や、日本国内の政治の行末等、不安なことが多く自分の中で混沌としてしまう毎日・・。自分一人が考えてもしょうがないとどこかで分かりつつ、気にしぃな私はどうも気が滅入ってしまうため、最近は夜中にAmazonプライムで面白そうな映画やドラマ・アニメを見つけては気を紛らわそうとしています。
Amazonプライムからハマったアニメは薬屋のひとりごと、ドラマは正直不動産、珍しく何度でも見たいと思えた映画はマダム・イン・ニューヨークでした。
正直不動産は最後回と特別編で涙で顔がびちゃびちゃになるくらい泣きました。賃貸や家を買う際によくお世話になる不動産業界の内部が垣間見れて勉強になるところも多かったですし、コメディ系なので混沌とした気持ちを紛らわすことができました。
マダム・イン・ニューヨークはうっかりすると語りすぎてしまうくらい感動した映画で、珍しく観終わってすぐに「もう一度見たい」と思えました。途中のセリフもとても素敵なものばかりだったので、みなさんにもぜひお勧めしたいです!(2012年の映画だったみたいです。女優さんはとても美しい方で一気にファンになったのですが、数年前に急死しているそうでショックでした。)
この映画は、お子さんと一緒に見るのもお勧めです!
さて今日が夏至の日ということは、これから先、お日様の出ている時間はどんどん短くなるということ。今はまだ大丈夫ですが、日照時間が短くなると気持ちも下降気味になってしまいます。
わんちゃん・猫ちゃんも日に当たらないでいると脳内のセロトニンという安らぎを感じるホルモンが低下するため食欲が落ちたり睡眠時間が増える等、うつ状態になることがあります。
大抵季節性うつは冬場になることが多いですが、これからの季節は暑さのため、むしろ室内ばかりに留まり日光に当たらなくなってしまったためにうつ病のような症状を引き起こすことがあります。
人間も動物も、より気持ちのやり場や糧になるものを見つけ、意識的に適度な日光を浴びて、熱中症にも気をつけながら夏を乗り切りたいですね。
10年以上の時を経て
1ヶ月以上前のお話なのですが、3月に2回ほど東京方面に行ってまいりました。
院長の兄弟子の主催する勉強会に参加するためや、我々の出身大学の研究室時代にお世話になった当時の教授の退官・当時の助教授の還暦のお祝い、同期やその他先生方と情報交換や交流のためでした。
我々が東京に行く頃はちょうど新幹線の連結が外れたり、強風のため運行中止になったりといった事態が相次いでいたため、余裕を持った時間で十分間に合うよう向かいました。
初日は、メインとなる目的の前に、せっかく東京方面に行くのだから!と、少し足を伸ばして、院長が新卒時代に修行を積んだ千葉県松戸にある日野動物病院を10年以上ぶりに訪れることにしました。
当時の日野院長と奥様はすでに他界されており、そのお二人の眠るお寺にお墓参りにも行ってきました。
お二人の亡き後の動物病院はテナントビルとして活用されることとなり、動物病院は数m離れた別な場所へ移り、以前から来ていた獣医師先生が継続して診療を引き継ぐこととなりました。
日野動物病院を辞めて早10年以上は経過しましたが、当時いた病院の猫さんも数名いらっしゃり、当時使っていた医療器具も未だに使われていたりと、懐かしさや当時の記憶・感覚が込み上げてきて目頭が熱くなってしまいました。
↓「10年以上ぶりに何しにきたん」の図?
新しく移設された病院では、看護師さん2名も継続してそのまま勤務されてているようでしたが、そのうち1名は訪問した日はお休みだったので残念ながらお会いすることが叶いませんでした。
すでに退職されたという看護師さん1名も、今でもたまに顔を出されるとのことで、またいつかのタイミングで今度お会いしたいなと思いました。
その日は獣医師先生1名と看護師1名体制で病院を回していたので、あまりゆっくりお話する余裕はありませんでしたが、最後に無理を言って病院前で記念写真を撮らせていただきました。
医院名は少し変わりましたが、ロゴ付きの看板は昔のものが飾られていました。院長が触れている看板がそれです。
当時の院長も奥様ももう2度と会うことはできませんが、こうしてかつて一緒に働いた仲間同士が未だに集まれるのも、院長・奥様が獣医療に対する強い志を培ってくださったおかげですし、思い出話としてお二人を話題にすることで、なんだか今でもそばに来てくれるような気がします。
再度の東京出張では、余裕をもったタイムスケジュールを組んだはずが、ほんの少し寄り道したせいで、結局時間ギリギリになってしまい、いつも通りのバタバタで会場に到着という事態^^;
会場にはすでに同期や後輩、先輩たちが到着しており、当時の教授や助教授と談笑していました。
10年以上の時が過ぎているため、みんなどのように変わっているだろうとドキドキしていましたが、当時の記憶のまま、あまり変わらない姿で、この日も懐かしさが溢れてきました。
そしてこの会場にいるすべての人が北里大学獣医学部獣医学科微生物学研究室だったということに(1名ほど違う人が紛れていましたが!←当時お世話になったからと懇願して参加させてもらったと言っていました。)不思議な感覚を持ちました。
我々の出身である微生物学研究室は、大学・学部創設の初期から存在する研究室であるため、幅広い年代の方がいらっしゃることに改めて歴史を感じました。
パーティ中は、主に先輩・後輩・同期と近況報告などをして過ごしましたが、我々と同じく動物病院をしている人、馬が好きで転職してからも馬関係の仕事をしている人、大手メーカーで働いている人、研究職をしている人とさまざまでした。
↓ちなみに真ん中の後輩は青森県八戸でご両親と共に動物病院をしている後輩です。(今では立派な獣医師先生なのに未だに名前に〝ちゃん〟付けで呼んじゃうよ。)
右は我々と同期で同じ研究班にいました!
同じ研究班でもパシャリ。(当時の教授にも掲載許可いただきました)
このように、3月は懐かしい人たちと久しぶりにたくさん会え、初めて昼からお酒を飲み、いつもと違う日常を過ごしてきました。
一部の人とはLINE交換もしてきましたが、当時はLINEさえなかったんですよね。。時代は変わったなぁとしみじみ感じました。
心の中にも
4月になると、各地でいろいろなお花が咲きはじめ、世界がちょっと明るくなるような気がします。
特に1週間もせずに満開になってはあっという間に散ってしまう桜は、日本ならではであり、木に咲く花としては圧巻のインパクトがあり、格別な美しさがあります。
この桜の美しさを毎年感じられることが、「日本に生まれてよかったな」と思える1つかな・・。
これもそれも、昔の人が桜の木をこの地に植えてくれて、毎年一生懸命お手入れして管理してくれる人がいたからこそ私たちが楽しむことができるんだよなぁ。。と、何年にもわたって命や想いのありがたみが続いていることに感謝の気持ちでいっぱいです。(桜の木は害虫管理や剪定など管理がとても大変みたいです)
今からお花見スポットになるくらい桜の木を植えるなんて、なかなかできないことですよね。
病院近くのエリアでは、先週土曜日にちょうど見頃になったのですが、翌日の昼には雨予報となっていたので、診療が途切れた隙にダッシュでスタッフと相棒のワンちゃんを引き連れお花見スポットに行ってきました!!
スタッフのワンちゃんはずっと室内で飼われていた子だったので、桜を見るのはもしかして初めてかも??
スタッフと訪れた時間帯はすでに日が落ちそうな夕方だったので(4時半頃かな?)お花見スポットには人も少なくなってきていましたが、ワンちゃん連れのご家族がお散歩で訪れていたり、猫ちゃんを連れた方が桜を見にいらっしゃっていました。
こちら↓の猫ちゃんは桜を見にくるのは初めてとのこと。一緒にお写真を撮らせていただきました。
種を超えて、綺麗なものを一緒に見たいという気持ちってとっても温かくて素敵です。
スタッフのワンちゃんは、普段はあまりお散歩を喜ばないそうなのですが、この場所はお気に召したようで、はしゃいでダッシュしたりしていました^^
お友達ともたくさん触れ合えたね。
↓「馴れ馴れしいけど、誰この人・・・」な図?
少し前の時間に当院に来院されていた子もいらっしゃっていました!
↓「何。キミ、あの病院の関係者なの?」な図?
もう日が落ちてきていたし、あまり長くはいられませんでしたが、綺麗な満開の桜が見られて良かったです!
また来年も見られたら良いね。心の中にも笑顔の花が満開になりました。
Life Changer
午後休診をいただいていた1月24日、25日は、院長(日下)が講習会や会合への出席、他県で動物病院をやられている院長先生とお会いするため、時間調整のためのお休みでした。
24日は、こちらのブログでも度々登場する、茨城県結城市にあるみくまり動物病院の院長である水口先生と、
25日は栃木県栃木市にあるあおぞら動物病院の院長である青木先生とお会いし、じっくりとお話をしてきたようです。
水口先生は院長(日下)と同い年で、獣医になりたての頃からの知り合いです。
家族ぐるみで仲良くさせていただいており、先日は我が家がアポなしで茨城の病院に押しかけたというお話をしましたね(笑)(ブログに記載あり)
水口先生は裏表がなく、誠実な先生で、そしてアクティブ! 当院よりも早く開業されているため、動物病院経営の先輩として色々と相談に乗っていただくこともあります。 奥様の香澄さんも周りへの気遣いや行動力のある方なので、とても尊敬しています。
水口先生とのお食事は、時間も遅くとあって、空いているお店がなかなかなく、おしか半島というお店に行ってきたようです。
私も食べてみたい。仙台名物という吉次の茶漬けだそうです。美味しそう!
青木先生は、ブログやインスタでは初登場となりますが、院長(日下)の兄弟子なのです。
院長(日下)は、大学を出てすぐ松戸にある日野動物病院で獣医療を学び、技術を磨いてきました。
日野動物病院は、当時80歳を超える院長がいらっしゃいましたが、日野の院長は日本においていち早く小動物臨床に携わっていたお方で、表にはなっていませんが、小動物臨床の発展に大きく貢献された方でした。
院長(日下)が臨床一年目で入った時にはすでにかなりのご高齢だったにも関わらず、重症な子のオペも躊躇なく『やるぞ!』とメスを握り執刀しており、学びの姿勢や病気の治療に果敢に挑むその姿勢は年齢を感じさせない、圧巻するものでした。
言い訳をしない、来るものを拒まない、できないで終わらせない。という日野院長の姿勢は、院長(日下)の獣医としての成長に大きく影響を与えるものとなりました。
日野動物病院は、院長(日下)や青木先生をはじめ、多くの動物病院の院長先生を輩出しており、院長の誕生日やクリスマスの時期、勉強会が行われるときにはたくさんの動物病院院長や勤務獣医師がが集まっていました。
その集まりの時に出会ったのが水口先生や青木先生だったのです。
私も青木先生とはその時初めてお会いし、お話しさせていただいたのですが、獣医なりたてだった我々2人に、『1日1つのことで良い。その学びを積み重ねていけば、1年で365個のことを習得できる。』というお話をしていただきました。
『早く多くのことを学ばなければ!』と焦ってしまうより、小さな努力でも絶やさず続けていけば、いつか気がついたときに大きな力になる。ということをお話しいただき、踏み出すことの大切さと継続することの大切さを学びました。
25日の青木先生とは太朗坊で食事をし、今は亡き日野の院長・奥様の思い出話と、獣医療に関するお話などをたくさんしてきたそうです。食事の後は当院や我が家にもお立ち寄りいただきました。
夜、我が家にいらっしゃった時に私も青木先生とお話をさせていただいたのですが、あの頃と変わらず、胸に刻まれるようなお話をしてくださり、
数年前に亡くなってしまった日野の院長・奥様の獣医療に対する思いや意思が、このようにして受け継がれて、たくさんの飼い主さんや動物たちの幸せに繋がっているのだなと胸が熱くなりました。
人を想い、命を想い、そのために自分の時間や労力を惜しまないという姿勢を、亡き日野の院長から始まり、青木先生や水口先生などから改めて感じ取れた2日間となりました
1つ前のブログで話題にした〝Life Changer〟が、院長(日下)にとってはおそらく日野の院長に当たるのかもしれません。(日野の院長がいたからこそ、水口先生や青木先生とも出会えたのですから)
震災後、地震により交通機関が麻痺し、福島の原発爆発により放射能の影響がある中就職活動を開始し、受け入れてくれる動物病院が数少ない中辿り着いたこの初めての就職先が、人生においてこんなにも意味のあることを教えてくれる場所だったなんて、行き着くべくして行き着いた、きっと縁のある繋がりだったのだと思っています。
2024年最後の日
2024年も残すところあと数時間となりました。
当院では昨日で通常診療が終了しましたが、本日は休日診療として15時まで受け入れを行う予定となっております。(お電話は時間外は転送されます。)
年々感じていることですが、落語〝時そば〟のように、『何日か飛ばしてきたのではないか?』と思えるほど、1年があっという間に過ぎてしまいます。
2024年もたくさんの出会いと別れがありました。
2011年の東日本大震災以降、一歩先の瞬間でも『またね』はもう2度とない来ないかもしれない。ということを心の中にずっと忘れないように生きてきましたが、元気で再会を約束したはずの子に、もう一度会うことが叶わなかったということが実際にありました。
もう2度と会えないと分かった時、思うのは『最後にあの子と別れた時の自分は、どういう自分に映っていたかな?』ということです。
今、紛争・戦争・物価高等により、世の中がとても緊張感に包まれていて不安な気持ちになることも多いですが、荒んだ気持ちを緩和できるのは何よりも相手を思いやれる優しさではないかなと思います。
もしも他人に対していつでも思いやれる心を持ち続けられることができたら、きっとあやふやで自信が持てない過去の自分も、『あのときも、精一杯やってあげられた自分だったよ!』と自信をもって言ってあげられる日が来るかなと思えます。
早くからお休みに入る動物病院さんも多い中で、当院の理念に理解を示してくれ、ギリギリの日程まで志共に獣医療に携わってくれた当院スタッフのみんな、そしてたくさんの病院がある中で、当院を信じて通ってくれた患者様、皆様の信頼と励ましがあってこそ1年間命に向き合う事ができたと思っております。
周りの支えがあってこそ、優しくありたいという気持ちを投げ出さずに持ち続けることができました。
2025年、皆様にたくさんの幸せがある1年となりますように、心からお祈りしております。
また新年も元気に笑顔でお会いできますように!
ベガルタ スポンサー謝恩パーティ2024
先日、ベガルタスポンサー謝恩会に行ってきました。
前日の試合では、大分を相手に2−1で勝利し、無事J1昇格プレーオフ圏内である6位にとどまることができたため、選手監督をはじめ、スポンサーの方々も皆さん笑顔でいられて、とても嬉しい会となりました。
この日は午後の受付時間を早め、会場に向かいましたが、駐車場を決めるのに手惑い、結局会が始まるギリギリに到着しました。
会場では、企業ごとにすでにテーブルが指定されており、そのテーブルに後から決められた選手がやってくるという流れ。我々のテーブルには工藤蒼生選手が来て、飲み物を注いでくれました^^
乾杯が終わった後は、各自バイキング形式でお料理を食べたり、選手のサインをもらいに色々なテーブルを回っていきます。
MVPを獲得した中島選手や、この日(11月11日)お誕生日のオナイウ情滋選手、前日の試合でゴールを決めた郷家選手などなど、たくさんの選手にサインをもらい、お写真を撮ってもらいました。
キーパーの林選手はさすが高身長で、院長は必死で背を伸ばそうとしますが遠く及ばず。
時間があっという間で、監督からもサインをもらいたかったのですが、監督のところへは行けずでした・・
でも帰り際に監督・選手が見送ってくれる通路のところで、監督に硬く握手をしてもらいました^^
ゴリさんはとにかく笑顔が素敵です。お人柄が笑顔に表れていて、選手から慕われるのもとてもよくわかります。
どうかこのまま波に乗ってプレーオフを勝ち進んでJ1に昇格して欲しいです^^
久しぶりの再会
先日・・といってももう半月は経過してしまいましたが、先月茨城にあるみくまり動物病院さんに突撃訪問してきました。
夏に宇都宮の業者さんの会社を訪問して以来、日下家の突撃訪問は2回目(笑)💦
なかなか失礼とわかりつつ、我々は「今から〇〇するね!」「いついつ〇〇するんだ〜」と言ってしまうと、なぜか急なハプニングやトラブルにより予定を達成できないというジンクスがあるため、行けなくなったらどうしようという不安から、予め予定を伝えられないのです・・(←私が)。
早朝に富谷を出発→途中那須を経由しお土産を買い、子供達もトレジャーストーンパークで遊ばせた後、茨城に着いたのは6時半頃。
(ちなみにトレジャーストーンパークについてはこの記事の最後に記載しておきます。)
病院も終わり際ということで、まるで急患で滑り込んできたかのような登場に(しかも内側の扉を開けられなくてアタフタしていて、より慌てている感。)、我々の顔を知らない看護師さんは「・・?」だし、奥さんも院長も出てきて我々だとわかり、呆気に取られていました。
確かに、「ちょっと立ち寄ったので寄りました」的な距離の人間がすることではないので、当然ですよね^^;
だいぶ到着が遅くなってしまったので、もう数分で病院も終わるし、これから宮城へ帰る時間もあるし、お土産を渡して少しお話したらすぐ帰ろうと思っていたのですが、みくまり動物病院さんからお食事に誘っていただき、近くの美味しいイタリアンのお店へ移動することになりました。
診療が終わるまでの間は久しぶりに院内を見学させてもらいました。
こちらの病院は、我々が開業する時も一度見学させてもらっていましたが、それ以降導入された機械などを見せてもらいました。
院長の水口先生は時間外で患者さんを診察することになったので、奥さん&お子さんと先にお店へ行くことになりました。
案内されたのは、みくまり動物病院さんから車ですぐの、Pizzeria Zuccaさんというイタリアンのお店。
お店も広くて、大所帯だったのですが全員座れるだけの席もありました。
注文してからお料理が届くまでの時間も短く、ピザは薄めの生地で食べやすく、サイドメニューもパスタもとにかくどれも美味しすぎました!さらに店員さんも温かく迎えてくださり、遠いけどまた来たい!と思えるお店でした^^
遅れて院長先生がやってきて、普段の悩み事や同じ立場の人間としてお互いの近況がどうかなど相談に乗ってもらったり、あちらのお話を聞いたり、本当はすぐにお邪魔する予定だったのが、とても楽しくて一晩お部屋を借りて語り尽くしたいくらいでした。
水口先生とは社会人1年目の時からの知り合いですが、こうして今もお付き合いしていただけることにとても感謝しています。
次の機会にはもう少し時間をとってじっくりお話ししたいです^^
※ちなみに、トレジャーストーンパークですが、こちらは川の砂の中からスコップで宝石を探すものと、地下鉱山で掘り当てる2パターンがあるのですが、地下鉱山は予約制のため、川で探すトレジャーハントを行いました。(地下鉱山はストーンが大きめらしく、やった方のお話を聞くととても面白いとか)
最初、私は車で待機でもしていようかと思っていたのですが、せっかくなので写真も撮りたいし。と、軽い気持ちで同行したら、家族の誰よりもハマってしまい、子供達の3倍はストーンを獲得できました(笑)
最後はこのように余計な砂などを取り除き、ストーンだけ袋に詰めて持ち帰れます。
ここの施設は屋内のため、雨の日でも楽しめるようになっています。料金も手頃のため人気があり、待ち時間が50分以上ありますが、一度外に出て時間を見計らって戻ってくれば良いのでそこまで待ち時間を長く感じることがありません。那須に行かれる方は、大人だけでもおすすめです。
ベガルタ試合2024
だいぶ前のお話になってしまいますが、10月6日(日)は今季初めてとなるベガルタ観戦に行ってきました!
今季は試合前のアップ着に当院のロゴがついているのですが、せめて一度だけでも、選手がアップ着を着ている姿を間近で見ないと・・・と、当日は午後病院もお休みをして、院長も観戦に訪れました。
その日の試合はブラウブリッツ秋田との対戦でした。
チケットは、販売が開始されたらすぐ取る予定だったのですが、なんだかんだで取るタイミングが遅れ、気づいた時にはまとまった席さえ取れないという状況になっていました。
それでもなんとかビジター席付近が比較的連番で取れましたので、ブラウブリッツの応援を間近で聴きながらの観戦となりました。
この日はベガルタの30周年記念試合ということで、さまざまなパフォーマンスや、ヘリからボールが落ちてくるというイベントがあったらしいのですが、試合開始前、アップ着を着て練習している選手を近くで撮影できるように、営業の方が取り計らってくれたため、そちらに向かう準備をしており、私は残念ながらパフォーマンスは見ることができませんでした。
右の方がうちの営業さんです。↑
試合開始前のアップでは、まずキーパーが先に登場します。
うちのロゴ入りアップ着を着ているのを確認できて、一層私の気分は上がります^^
サポーターからの熱い声援で、いよいよ試合が始まる!というゾクゾク感がたまりません。
その後次々と他の選手たちも登場し、試合に向けたアップをしていきます。
ボールを蹴る音がとても近くで聞けて、アップといえど、とても迫力を感じました。
同じ位置からアップの様子を見学できるなんて、貴重です。
監督さんもいらっしゃいました!
ちなみにこの日の対戦相手であるブラウブリッツ秋田には、昨年までベガルタで活躍していた蜂須賀選手もいらっしゃいます。この日、スタメンで登場していました!
私は試合に集中してしまうと、ドキドキハラハラで倒れそうになってしまうので、いつもカメラ越しに選手の写真を撮って意識を半分くらいにして見るようにしています^^;
30周年記念試合とあって、観客数もとても多かったです。その分応援も迫力あり! ビジター席に近い席とあって、ブラウブリッツの応援もかなりの迫力で聞こえてきたので、どちらのチームの応援も感じられる試合でした。
今回初めてビジター寄りの席で、はじめはちょっと残念。と思っていたのですが、こちらの席もどちらの応援も感じられ、とても面白みのある席で、よかったなと思いました。
試合は結果的に秋田に1点を取られる形で負けてしまいましたが、やはりスタジアムでの観戦はDAZNなど画面越しにない迫力を感じながら観戦できて、とても楽しかったです。
あと残り2試合!(ホームではあと1試合)
J1昇格に向けて最後の力を出し切って欲しいです。
秋の空が高いワケ
夏の高い湿度もようやく落ち着き、気づけば髪の毛のうねり問題からも解放されてきました。
カラッと晴れた秋の空は広く見えて写真映えするので大好きです。特にコスモスと青空の組み合わせは最高です。
こちらの写真たちは私が大学の頃、院長と共に八甲田に行って撮影したものたちです。
↓の写真に見える足は当時の院長です。
広々とした青空の下で深呼吸すると、自分の中に溜まっていた悪いものが換気されていくような爽快感があります。
ところで、秋の空ってなぜこんなにも広々、高く見えるのでしょう?
それは大気中の水蒸気が少なくなり、光の散乱が減るために透明度が上がり、遠くまで見渡せるようになるからです。
つまり、湿度が下がってきたという証拠ですね。
薬局の陳列も、日焼け止めメインからハンドクリームへと変わっていました。
ちなみにこちら↓はメタモン好きな私のために、スタッフがプレゼントしてくれたハンドクリーム(*´꒳`*)
これからの季節は、湿度に悩まされた夏が嘘のように、乾燥でカピカピになっていくはずです・・・
そしてちょうどこの秋という季節は、夏に受けた紫外線ダメージが残っており、朝晩の寒暖差、乾燥により皮膚の水分が奪われがち、寒さにより血流が悪くなり、皮膚への影響が滞るため、皮膚のケアも入念に行なってほしい時期となります。
乾燥から皮膚のバリアが失われると外部からの刺激に敏感になり、痒みの原因になってしまいます。
シャンプー後の保湿剤だけでなく、スポットタイプの保湿剤などもデイリーケアとしてお勧めです。
こちらのデルモセントシリーズは、天然成分・低刺激のケア用品で、私のイチオシ商品♪(なぜイチオシしかというと、自分の家の猫で検証済み:今は亡き愛猫花の毛がデルモセントスポット剤の使用により、タワシみたいにゴワゴワパサパサだった被毛がうる艶になったからです^^)
肉球部分が硬くひび割れてしまう子は、バイオバームがおすすめ。冬に人気の商品です。
皮膚疾患で通院しがちな子は、〝病気を治す〟というご相談のほか、病気が治った後〝同じ病気を繰り返さない〟ためのご相談も、是非早めにされてみてはいかがでしょうか。
2024年夏の!獣医さん体験
今年の〝夏の!獣医さん体験〟も無事終了することができました。
ここ数年は、お盆期間に連続日程で獣医さん体験を行なっていたのですが、今年はすでにお昼の時間に手術やトリミング等の予約が入っていたため、飛び飛びのお日にちでお盆過ぎの平日2日で開催することとなりました。
日程を熟考するあまりこのようなギリギリの日取りになってしまったのですが、なんとか子供達の夏休み期間中に開催することができてよかったです。
今年も、予約受付のLINE配信をしてすぐに多くの方からご予約希望の連絡をいただき、あっという間に枠が埋まってしまいました。
毎年リピートされる方も少なくないイベントでしたので、今年は新規のご希望者様優先として受け付けさせていただきました。
しかしながら、イベントが近くなったあたりでご体調を崩されてしまった参加予定者様もいらっしゃったため、最終的にリピート希望の方にもお声がけさせていただき、全部で8組の方々にご来院いただきました。
毎年獣医さん体験が終わった後、私は一人反省会をし、今年の内容はどうだったか(ワクワクするような内容だったか、ここでしか体験できないような珍しい体験だったか、子供たちが疲れすぎる内容ではなかったか、難しすぎなかったか、危険な場面はなかったか、前後の診療に支障がないか)を検証していて、次に活かせるようにしています。今年の獣医さん体験も、去年の検証がプラスになるよう工夫しました。
1時間枠の中で、院長に付いてもらう30分、看護師スタッフに付いてもらう30分と区切って体験してもらっているのですが、毎年どうしても院長側の体験が長くなりがちだったため、今年から看護師スタッフ担当の体験を増やすことにしました♪
今年行った内容は、聴診体験、膀胱エコー体験、採血体験、静脈注射体験、腹水抜去体験、サクションポンプ使用体験・レントゲン防護服体験・手術体験です。
聴診体験では、実際に我々が使用している聴診器を使い、心音BOXから正常な心音と異常のある心音を聞き分けてみます。こちらは毎年変わらず行ってる定番の体験です。
心雑音を聞いて、「カエルみたいな音がする・・」と表現されるお子さんもいらっしゃって、お子さんならではの感性が素晴らしいなと感じました。
エコー体験では、膀胱(水風船)にある石(ビーズ)を見つけてもらうのですが、みなさん上手にエコーのプローブを当てて膀胱結石を画面上に映し出せていました。(院長から撮れたエコー写真プレゼントしてもらっているお子様もいらっしゃいました^^)
採血体験では、犬猫が主にどこから採血をするのか/その血管がなんという名前なのかを看護師スタッフに説明を受けながら、ご自身で好きな血管を選んで1ml採血してもらいます。
静脈注射体験では、薬剤の入っている(と見立ててある)バイアルからお薬を吸って、血管内に投与する体験をしました。
今年新たに用意した体験グッズは、看護師スタッフも興味津々で、獣医さん体験の合間に自分たちもやりたいと体験していました🤭
どういうことに気をつけながら針を扱うのか、刺すときの角度はどのくらいなのか、、
実は我々が日々行っている1つ1つのちょっとした動作も、実は知識と経験に基づいて行われているものなのです。
腹水抜去体験では、シリンジに三方活栓と呼ばれるパーツを取り付け、翼状針という針を装着し腹部を穿刺します。
取れた腹水は膿盆と呼ばれるトレイに排液していきます。使用した医療器具の名前の由来や、どうしてそのような形をしているのかもスタッフから説明を受けました。
サクションポンプの使用体験では、どのような場面でこの機械が使われるかの説明を受けた後、ぬいぐるみの腹部・膀胱に溜まってあるお水を空になるまで吸引する体験をしてもらいました。
(実際にそのような使い方をすることはないのですが尿道カテーテルの挿入体験も兼ねて尿道に見立てた管から膀胱に溜まったお水もサクションを使って抜いてもらいました。)
こちらの体験は手術室で行ったので、ついでに無影灯の説明も受けてもらいました。無影灯は、手術室の象徴ともいえるライトですよね。
サクションは、ただ液を吸うだけの機械ですが、こちらは重い手術の時に登場しがちだったりします^^;
吸い上げた液体はこの容器↓の中に溜まっていきます。
過去にこれがなみなみになるくらいの血液を腹腔内から吸い上げたこともありました。
かつて行っていた手術体験も、今年装い新たに復活させることにしました。
何度でも繰り返し練習できる手術キットの登場です。
手術の時の縫合方法は様々ありますが、一番よく使われる縫い方を今回子供達に学んでもらうことにしました。
こちらも、使用する器具の持ち方からレクチャーしていきます。
手術器具の持ち方は、工作ハサミの持ち方とはちょっと違うのです。
慣れない持ち方の中、初めて見る糸の結び方に子供たちだけでなくお母様お父様も興味津々。
この手術の縫合方法を見られて、「不思議!魔法みたい!」とおっしゃられる方もいました。
お母様の中には、ご自身が帝王切開などを受けられた経験があり、「抜糸も痛かったなぁ〜…」と、お子様が結べた糸を抜糸しているときに思い出されている場面もありました。
レントゲンの防護服着用体験では、放射線から身を守るため、レントゲン室がどのような構造になっているか、防護服やカーテンがどうしてこんなに重いのかの説明も受けます。
小さい体に、重い防護服を着用してもらいました。
実際のお仕事中は、この重さの防護服を着ながら大型犬を抱っこすることもあるのです。(それでも昔の防護服よりは軽くなってると思いますよ!!)獣医さん・動物看護師は体力勝負!!
また、実際にあった症例として、飼い主様のネックレスを飲み込んでしまったワンちゃんのレントゲンや、お腹に赤ちゃんのいるワンちゃんのレントゲンなども見てもらいました。
今年は内容盛りだくさんで、30分30分みっちり獣医さん体験を行うことができたと思います。
参加されたお子様の中には、将来獣医さんになりたいとおっしゃってくれる子もいて、とても嬉しい気持ちになりました。
獣医さんは、もちろん動物の死とも向き合わなければならない時も多いし、悲しい経験や色々な悩むことも多いけれど、動物も人間も幸せにできるとっても素晴らしい職業だと思います。
ぜひ今回の経験をもとに、将来大きくなってたくさんの命と向き合える心優しい獣医さんになってくれたら嬉しいです。