ベガルタバス 当選者発表!!!
先月30日まで応募していた当院の広告付きベガルタバス。
7月31日、連休前最終日、診療が終わった後に抽選会を行いました♪
動画編集がうまくできなかったので、テロップなしとなります💦
当選者名お聞き逃しのございませんようよろしくお願いいたします!
ではわんちゃんの当選者様から!(ちなみに応募者様が多数いらっしゃったので、今回5名の方に参加賞もご用意いたしましたよ!最後までお聞き逃しなく!)
※司会の下手さはスルーしてください・・・何度やっても照れちゃって慣れない^^;
お次は猫ちゃんの当選者様です♪
プレゼントの引換期限は8月9日午後〜8月末までとなります!!
ぜひプレゼントを受け取りに来るだけでも構いませんので、病院までお立ち寄りいただければと思います。
暑いときの注意
梅雨も明け、夏休み期間中に入り、暑さが一段と増してきていますね!
今日車の温度計を見ましたら44℃となっていて、さすがにそれは事実ではないだろうとは思いましたが、間違いなく命の危険がある暑さだなとは感じました。
日差しも強く、皮膚が焼けるような毎日。さすがに日中お散歩にお出かけするワンちゃんはいらっしゃらないとは思いますが、室内でも充分熱中症の危険性があるのでお気をつけくださいね!
「うちはエアコンをつけっぱなしにしているから大丈夫!」と思っていても、ワンちゃん・猫ちゃんだけでお留守番中に停電が起こってしまったり、ワンちゃん猫ちゃんのイタズラでエアコンのリモコンが落とされたり踏みつけられるなどして止まってしまった/冷房から暖房に切り替わってしまった。なんてことも少なくありません。(実際、我が家では冬に暖房ではなく冷房にされていたことがありました。)
お留守番中はリモコンを動物たちが触れない場所に収納しておくこと、サーキュレーターなどで空気の循環を作っておくこと、できれば自分で体温調節のために移動することができる広さの空間においておくこと、お水は複数箇所に置いておくことが望ましいです。
熱中症になるのが心配だから・・と、冷房をガンガンに効かせてしまうことも体調不良を招く要因になりますので(お腹が冷えて胃腸の不良を起こします)、室内の温度は26℃程度に設定することをお勧めします。また、体の熱を放出できるように、湿度管理もとても大切。湿度は40〜60%に設定すると良いでしょう。
また、誰もが暑いと感じる日よりも、この暑さが少し収まった頃が一番油断して熱中症に陥りやすいので、「少し今日は涼しいね。」という日でも、ワンちゃん猫ちゃんの温度管理には気をつけてあげてください。特に子犬子猫ちゃん、肥満気味の子・短頭種の子、高齢の子は体温調節が上手にできないため、一層の注意が必要です。
夏のイチオシ商品として、受付カウンターに犬用水分補給用ゼリー風おやつ“うるワン”をご用意しております。
このうるワンには、砂漠の水がめとされるカラハリスイカが使用されているのですが、このカラハリスイカは、水が少なく、強い陽射しという過酷な環境下でも生育できる強い抗酸化力をもった植物なのです。
あまり馴染みのない植物ですが、調べてみるとカラハリスイカは腐りにくい上に非常に保水性に優れており、1年間で7%の水分しか失われないそうです。腐りにくいという点では、冬までもつという意味で名付けられた夏が旬の“冬瓜”が似たようなイメージになるのでしょうか。
強い抗酸化力・高い保水性・血の巡り・水の巡りを促すカラハリスイカの配合されたうるワンは、熱中症対策におすすめのおやつとなっております。
また、夏の暑さで食欲が落ちてしまうワンちゃんも毎年多くいらっしゃいます。
いつものご飯にトッピングで味変される方、別なフードを試してみる方などいらっしゃいますが、新しいフードを買っても1袋食べてくれるかわからなくて購入を躊躇う。という方向けにK9さんの小袋ごはん(15g)も多めにご用意いたしました♪
K9さんのごはんは生食で、加熱されていないため(フリーズドライです)、熱に弱いビタミンや酵素も失われておりません。
暑さで胃腸が弱っている子、紫外線により活性酸素の影響が気になる子にいかがでしょうか? 味もさまざまで、少量となっておりますので、食べるか心配、好みがわからないという方にもおすすめです。
また、ドライのまま、水または37℃以下のぬるま湯で戻して与えていただくなど与え方も変えることができるので、より好みに合った与え方ができます。
ワンちゃん・猫ちゃん用がございます。
大袋をご希望の方はご注文となりますのでスタッフまでお問い合わせください。
〜おまけのはなし〜
私の個人的余談ですが、暑さに加え、きっと年のせいですが、体のどんより感が抜けない毎日。この体の錆びつきをどうにかしたいと、最近サジーを飲み始めました。
さらに、元ベガルタの選手だった吉野恭平選手のインスタで知ったタルトチェリージュースも飲み始めました。(横浜FCのチームメイトである小川慶治朗選手が抗酸化作用・疲労回復を期待して摂られているジュースだそうです。)
どちらも酸味があって普通に美味しくてハマっています。
5周年を迎えました
本日、2018年の開院以来丸5年が経過いたしました。
開院当初は病院裏もまだ山や谷があり、草木が生い茂り、鶯やキジなどの野生動物もたくさんいるような野生み溢れる鬱蒼とした景観でした。(↓の子は、早くからインスタをご覧の方は記憶に残っているかと思いますが、当院専属のモデル猫さんだったちゃー君です。以前は病院裏に桜の木と藤の木があったんです。それを眺めていたときのちゃー君のお写真。今でも裏の土地を眺めるとこの子と桜&藤の木を思い出して涙が溢れてきます・・・)
医療モール内の他のクリニックさんもまだ開院しておらず、周りの住宅地も少ない環境でしたので、「こんなところに動物病院があったなんて知らなかった!」と言われることも多いくらい、隠れ宿的存在でした😎
病院のお披露目会の時は、院長の前職場で診ていた患者様が遠方にも関わらず多数お越しになってくださり、たくさんのお花やお祝いのお言葉に院内が溢れたことを今でもはっきりと覚えています。(↓はほんの一部。待合室は飾り切れず、診察室にもたくさん置きました!)
5年の間には、スタッフの入れ替わりや、診ていた子とのお別れ、新しい出会い、周りの環境の変化など、たくさんの出来事がありました。
1つ1つの出会いは本当に宝物で、心が折れそうなことがあったときも支えてくれたのは、その宝物であるこれまでに出会ってくださった動物たちや飼い主さんでした。
院長の勤務医時代から、今でもずっとこちらまで通い続けてくださっている患者さんも多くいらっしゃいますが、遠方であるにも関わらず信頼を置いて会いに来てくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。
開院してから出会った患者様も、たった5年以内しか経っていないことに驚くくらい深い縁を感じています。
まるでずーっと昔から知り合いだったかのような感覚です。
種を超えて愛し愛されるご家族の姿にはスタッフ一同いつも胸がいっぱいになる想いで、これまでに亡くなっていった子たちのことをフィルムを巻き戻すように思い返していっても、どの子も悲しい思いではなく、温かい気持ちに包まれるのは、“天から授かった命”を飼い主さんが大事に、大切に、愛を注いで、守って、育ててこられたからこそだと思います。
つい先日も、石巻時代から長く診させていただいていた子が天寿を全うしこの世から旅立っていかれましたが、こんなにも愛溢れるお父様お母様の元で人生を駆け抜けられて、なんて幸せだっただろうと。
そしてその子を通じて飼い主さんと出会えたことに私たちも嬉しい気持ちを改めて感じ、同時にもうお父様・お母様にお会いする機会も無くなってしまうのかと思うととても寂しい気持ちになってしまいます。
亡くなって以来お会いしていないそのご家族様のお話は、スタッフと今でも「どうしているかな?お元気かな?会いたいな。」と時折話題に上がります。今通ってくださっている患者様・そのご家族のことはもちろんのこと、もうそれっきりお会いしていない患者様ご家族の幸せも、私たちはずっと願っています。
もしお近くに来られることがありましたら、お気兼ねなくぜひお立ち寄りくださいね。
開業間もなく入社してくれた、もうすぐ5年目になるスタッフもうちのエースとしてまだ頑張ってくれていますよ!(前途多難だなぁあ(涙)という時も、我々と一緒に乗り越えてくれたのもこの子でした。)きっとこれまで来てくださった患者様が一番に思い浮かぶスタッフと言ったらこの子ではないでしょうか?!
今いるスタッフも、同じ志で日々獣医療に携わってくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです。(↓先日夕焼けが綺麗だった時にセルフタイマーで撮ったんだって。LOVE・・笑)
そして富谷に開院して以来出会ってくださった近隣の店舗さんのオーナー・スタッフさんにもいつも元気をいただいています。
主にインスタ繋がりからですが、笑いをいただいたり、お互いに励まし合い、頑張っていこう!と思える投稿にとても勇気付けられています。富谷大好き。と思えるのも近くに同じく頑張っている方がたくさんいらっしゃるからだと思っています。
さらに同じ医療モール内のアイビー歯科クリニックさん、三つ星薬局さん、タウンクリニックえんさんにも我が家およびスタッフは大変支えていただいていますし(なかなか自身や子供たちの通院時間が取れない日々の中、近くに駆け込める病院があることに感謝です。)。、医療機器メーカーさん、医薬品の業者さんにも5年間ずっと支えていただいています。キャンペーンやセミナー等が実施できるのも、ご協力くださる業者さんがいらっしゃるからです。担当者さんを写真付きで皆さんに紹介したいくらいです。)
さて、明日は天気予報マークがギラギラした太陽マークになるくらいとても暑い日になりそうです。意外に、ザ・暑い日は皆さん警戒するので熱中症で体調を崩される子が少ないかと思いますが、もれなくご注意くださいね!!
室内でエアコンをつけていても、留守中にリモコンのボタンが誤って押されており、エアコンが切れていた/電気トラブルでエアコンがおかしくなっていたという現象も稀にあるので、ワンちゃん・猫ちゃんにお留守番を任せる際にはその点も十分お気をつけください。(特に猫ちゃんを飼われているご家庭はリモコン押されて・・というハプニングが起きがちです。←我が家は、留守中ではないのですが、夏に暖房設定になっていたことがあります。子供たちの仕業かもしれませんが)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最後に、5周年記念でいただいたお花たちをご紹介。
もう涙ブワァ・・するくらい感動です・・。
めちゃ可愛すぎるアレンジメント。。。一生枯れないでほしい・・・
立派すぎる胡蝶蘭!!! このお花にふさわしい病院になれるよう頑張ります!
お母様が手作りで作ってくださったというアレンジメント。。虹の橋を渡った子のお写真も。思い出と優しさに涙腺崩壊です!
美しく・可愛い色合いの胡蝶蘭。胡蝶蘭の花言葉“幸せが飛んでくる”を彷彿とさせる妖精のような姿です。
ガーベラが大好きという飼い主さんから。ガーベラを見るたびにお母さんのことを思い出します。
もった瞬間ずっしり!大きなアレンジメント。絶対私の好みを把握しているに違いないです。。。
この他にも、DMやご来院いただいた患者様にたくさんのお祝いのお言葉をいただきました。
みなさんの信頼と期待に応えられるようこれからも頑張っていきたいと思います!
楽しむためにもご注意を!
今日から5月!
すでにお休みを取得されてお出かけされている方も多いでしょうか??
さて、フィラリア・ノミダニの予防シーズンについに突入いたしました。お薬のご投薬がまだな方はお早めに!(フィラリアに関しては、4月末スタートの人は11月下旬、5月上旬スタートの人は12月頭まで予防期間を推奨しています。※気温や環境等により地域や年度により推奨予防期間は変わります。)
当院ではすでにマダニ・ノミをつけてご来院された患者様もチラホラいらっしゃっています💦
もしもマダニがついているところを発見したら、無理に取ろうとせず、急いで動物病院で取ってもらってくださいね。
(どうしてか?は、4月10日投稿のブログにアップしています。)
※お薬を飲んでいる方は、マダニに噛まれても自然に脱落します。
そしてワンちゃん連れでお出かけされる方にぜひ注意していただきたいのが、車での移動中の事故。
当院でも過去“急ブレーキの際に、弾みでワンちゃんが飛んでいってしまい、肺挫傷により瀕死の状態で運ばれてきた。”という事例がありました。その子は奇跡的に助かりましたが、生死を彷徨うほどの重体だったため、このブログを読まれた方には、ワンちゃんにもシートベルトの着用をぜひお願いしたいと思います。(胴輪につけるワンちゃん用シートベルトや、BOXタイプのワンちゃん用座席があります)
車での事故の件数・人間の負傷者数・死亡者数はニュースにもなりますが、ワンちゃん猫ちゃんの事故は報道されません。
死亡に至らないまでも、足腰を痛めてしまう場合が多いのでご注意ください。
この他注意したいのが、ロングリードの事故です。
お散歩も楽しくなってくる初夏。
ロングリードでお出かけ・お散歩中、長く使用していたために道路に飛び出して車と接触してしまった・・。
走ってきた自転車に引っかかり首が折れてしまった・・。
制止するのが間に合わず、人または相手の犬を咬んでしまった。などとトラブルが多々起こります。
伸縮リードはとても便利ですが、場所によってはすぐに対応できるよう長さを短くしてご使用くださいね!
さらにお出かけ先でのトラブルではありませんが、5月から紫外線量・気温も本格的に高くなってきます。
暑さ対策でサマーカットなどにされる方も多いのですが、皮膚を保護してくれる被毛が短くなると紫外線が直接皮膚に当たり刺激となってしまうため、毛を短くカットされたワンちゃんは、お散歩時に薄手のお洋服を一枚羽織るといいかと思います。
砂漠の住民も裸ではなく白い衣装を一枚羽織っていますよね。むしろ素肌でいるより一枚着ていた方が涼しいのです。
暑い時期は皆さん気をつけるのでそこまで多くはないのですが、ちょっと曇りの日や若干涼しい日には、油断し熱中症になるワンちゃんが多いので、よほどの冬でない限り、車内にワンちゃんを置いて行くのも厳禁です!
水分補給と換気が大切なので、お出かけ時には犬用の経口補水液的なものをご持参すると良いかと思います。(当院にもご用意がありますが、凍らせた甘酒などもミネラルが豊富でいいですね。)
短頭種の子は特に鼻が短かく口腔内の面積が狭いために、換気がうまくいかず熱が篭りやすいため熱中症になりやすいため、いっそう注意が必要です。肥満気味の子も熱を逃すことがうまくできないので、肥満気味の子もこれからの時期は要注意!
GWをきっかけとして、病気・怪我・事故に十分注意しこれからの時期を思いっきり楽しんでくださいね!
狂犬病は恐い!!
かいつまんで、大事なところを抜粋しました。(今回はちょっと大人向け風です)
大学時代や、毎年受けている講習などでも狂犬病について学んでいますが、狂犬病に罹った人の経過・末路はとても悲惨なものです。
“義務だから接種する”ではなく、“狂犬病を予防するため”というしっかりとした認識・目的のために、毎年必ず忘れずに接種してくださいね!(狂犬病ワクチンを打てない持病持ちの子の場合はかかりつけの病院で“猶予証明書”というものを発行してもらってくださいね。)
予防について詳しくなろう!
先日、予防薬セミナーが開催されました!(先日といってだいぶ経過してしまいました・・・)
毎年使っている予防薬ですが、さまざまな寄生虫をどのようにして予防しているのでしょうか?
もしかしたら普段の診察だけでは十分なご理解まで進んでいないかもしれません。
そこで今回はネクスガードシリーズのTV CMでお馴染みの日本全薬工業株式会社様とベーリンガーインゲルハイム様にお願いし、1時間ほどのセミナーを行なっていただきました。
新型コロナウイルスの感染防止も徐々に緩和されている中ですので(当院では院内において今のところ不織布マスクのご着用継続をお願いしております。ご協力をお願いいたします。)、セミナーの参加特典に加え、おやつとして、お茶やお菓子(カズノリイケダのクッキー)のご提供も行われました。
今回のセミナーで取り上げた寄生虫は、フィラリア・ノミ・マダニという、わんちゃん猫ちゃんがメインで予防している3つのものについて。
“フィラリア”は犬糸状虫という名前ですが、犬はもちろんのこと、実は猫ちゃんにも感染する寄生虫なのです。
とはいえ、今では飼育されている猫ちゃんのほとんどが室内飼い・・。「お外に出ないから、予防の必要なんて無いんじゃないの??」と思われがちですが、
野良猫ちゃんと完全室内飼いの猫ちゃんを対象とした研究によりますと、双方のフィラリア感染率に差は見られなかったということです。
それでも、なぜわんちゃんより猫ちゃんのフィラリア症について馴染みが少ないかというと、猫ちゃんの場合、フィラリアに感染しても生体反応としてフィラリアをやっつけてしまうため、検査上なかなか検出しにくいのです。
ここで、
「ーーーーーちょっと待って。生体反応でフィラリアをやっつけられるなら、薬の投与なんて要らなくない??」と思われた方がいるかもしれません。
実はこの点がポイント。
原理はアレルギー反応と似ているのですが、
いくら体内に入ってきた抗原(アレルギーの素)を自分でやっつけられたとしても、それが徐々に体の負担として蓄積し、いずれ大きなアナフィラキシー反応として重篤な状態に陥ってしまうのです。
このため、猫ちゃんの場合も、アハフィラキシー反応が出ないように投薬により予め虫の感染を防いであげる必要があるのです。
馴染みはないけれど、実はとっても大切な猫ちゃんのフィラリア予防。ぜひ猫ちゃんを飼われている飼い主さまには覚えていてほしいと思います。
わんちゃんを飼われている方には、すでにご存知の方も多いかと思いますが、
改めて、このお薬はフィラリアという虫を駆虫することで“フィラリア症”という病気を予防する薬であって、蚊に吸血される時に入ってくるフィラリアという寄生虫の“感染”を予防するものではないということを再度ご認識いただければと思います。
駆虫薬の作用機序としては、蚊の吸血により注入されたミクロフィラリアが成長する過程で駆虫してくれるというお薬なので、
わかりやすくいうと、こちらはフィラリアに対しては駆虫薬なのです。
感染していた虫をまとめて駆虫するお薬となるため、「寒くなってきて、蚊も見られないからお薬はもういらないでしょ。」ということになると、過去1ヶ月以内の間に感染していた虫を落としきれず、フィラリア症になってしまうため、せっかく7ヶ月ほど投薬していた努力が最後の1回を投薬しなかったために無駄になってしまいます。(地域・気温の推移によって予防期間は異なりますので、7ヶ月はあくまで当院の1例となります)
処方されたお薬は、飲み残し、飲み忘れのないよう、指定された期間しっかり与えて下さいね!
そして今回のセミナーでとても興味深かったお話が、ノミの実験のお話。
犬1頭にノミを100匹感染させる実験を行った後、1時間後に一体何匹のノミを発見することができるか。という実験のお話です。
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結果、発見できたのはたったの5匹。 繰り返しますが、100匹中、たったの5匹・・・・・です・・・
つまり、飼い主さんが「ノミを1匹見つけた!」という時点で、すでに犬の体にはノミの成虫が20匹も潜んでいるというわけなのです。。。
想像しただけでゾワっとするお話ですよね。しかも、ノミのライフサイクルはたったの14日。2週間ほどで卵を産んで幼虫から蛹になり成虫へと成長するため、1匹成虫を発見した時点でノミファミリーはその何十倍もお家の中(カーペットなど)やわんちゃんの体に潜んでいることになります。(ノミの成虫1匹に対して、蛹はその2倍、幼虫はその7倍、卵はその10倍の換算です。)
ノミは感染してから1〜2日ほどで産卵をスタートするので、いかに予めの、予防が大切かということがよくわかりました。
そして最後は近年大変問題視されているマダニによる感染症。
ダニを媒介として感染する病気には、バベシア症、ライム病、日本紅斑熱をはじめ、SFTS(重症熱性血小板減少症)という、血を止める働きをもつ“血小板”が減ってしまう病気があります。(症状としては他にもさまざまあります)
このSFTSが最近とても多く、しかも致死率10〜30%と大変危険な感染症として注意が必要です。
マダニから直接感染することもあれば、わんちゃん・猫ちゃんを介して感染する危険性も高いため、飼い主さん自身も草むらに入る際にはマダニに噛まれないような服装でいることが大切であり、わんちゃん猫ちゃんも毎月の予防をしっかり行うことが大切になります。
キャンプやドックランに行く方はもちろん、普段のお散歩コースがコンクリート上という方でも、ワンちゃんは脇道の臭いを嗅ぐため、頭から草むらに突っ込んでいく仕草によりマダニをつけてしまうことはとても多いです。
昨年もお散歩に出かけただけでダニをつけていらっしゃるわんちゃんが多数いらっしゃいました。
院内で捕獲されたダニをジップロックに入れておいたところ、程なくして無数の卵を産んだマダニもいて、スタッフは震え上がりました。もう魚卵が食べられなくなるくらいなビジュアルでした・・・😭
お薬の投与を行うと、効果は約1ヶ月ほど持続しますが(ノミマダニの薬効としては、フィラリアと違い予防薬という認識でOKです)、決してマダニを寄せ付けない薬ではないため、マダニが体表に乗ってしまうことはあります。
マダニが吸血を開始して動物の体内の薬の成分を取り込むことによりマダニを殺す。という機序になりますので、もし万が一体にマダニの姿を見つけても、投薬済みの方であればは慌てる必要はありません!
数時間以内に死んでポロッと死んで落下していきます。
ダニは目の縁やお顔・お耳・足の指の間など皮膚の薄い・柔らかいところを狙って噛み付いてくることが多いですが、お腹や背中にももちろん寄生します。物理的対策としてはお洋服を着せてあげたり、お散歩の帰りの入念なブラッシング等で対策してあげて下さい。
そして万が一投薬されていない方でマダニに噛まれてしまった際は、決してご自身で無理に取ろうとしないでください。
マダニの顎はノコギリのような形状になっており、噛み付いた際に分泌するセメント様物質で口をガッチリと固定され、抜こうと思っても抜けないような状態になっています。
圧をかけたり、力を加えて引っ張ってしまうと、マダニのもつ細菌やウイルスを動物に噴射してしまうことになりますし、マダニの口だけ残して傷口が化膿してしまうことになりますため、
繰り返しになりますが、マダニを見つけた場合には決して無理に取ろうとせず、動物病院へご相談ください。そして何より、予防が大切です・・・・・
動物を介するSFTS感染で多い例が、弱っていた野良猫ちゃんを捕獲して感染/弱っていた猫ちゃんを動物病院に連れて行って動物病院のスタッフが感染という例です。
予防状況の不明なお外の猫ちゃんで弱っている子を発見した際は、ゴム手袋等を装着し、感染対策もしっかりした上で保護してあげてると良いと思います。また、動物病院へ来院される際も、危険性を考慮して病院側にその旨(保護した状況)をお伝えしておくと良いですね。
と、ここまで色々な情報を一気に書き込んでしまいましたが、総括すると、
ワンちゃんも猫ちゃんも、
◎ノミ・マダニ・フィラリアのうち、どれも一度感染すると後々大変なので、予防がとても大切であること!
◎フィラリアは駆虫薬、ノミダニは予防薬という認識で!
◎与えられた期間、正しく投薬してあげることが大切!
ということです。
予防期間は、冬に差し掛かる前までとなりますので、ご家族全員で今一度病気に対する理解を深めて正しく予防をしてあげて下さいね♪
〜ちなみに・・セミナー最後に確認された大切なお話〜
フィラリア予防薬は、要指示薬となっております。(要指示医薬品は、副作用が強いもの、あるいは病原菌に対して耐性を生じやすいもの等、その使用期問中獣医師の特別の指導を必要とするものが指定されているお薬です。)
一部ネット販売などで見かけるお薬は、輸入によるものですと製品名が同じでも、“日本国内で認可されていない成分”が含まれている可能性があり、万が一その服用により中毒症状を起こしても成分が不明なため、病態把握や中毒成分を追えず対処できない可能性がございます。
農水省のHPでも注意喚起されているように、動物病院外で横行しているお薬には実態が不明なお薬がございますため、飼い主の皆様は十分お気をつけ下さい。
【おまけ】
お茶菓子のほか、セミナーでご用意いたしました特典たち。
予防のお薬ご紹介
あっという間にフィラリア・ノミダニ予防の季節になってまいりました!
ワンちゃんを飼われている方は、フィラリア症についてはすでに定番のお話。すっかりお馴染みの病気かと思いますが、実は猫ちゃんもフィラリアはとっても注意が必要な寄生虫です。
しかし、なぜワンちゃんほどに馴染みがないかというと、血液検査等によるフィラリア感染の判定ができないため。
猫ちゃんの場合、感染していても気づかれることが少なく、突然死してしまうことがほとんどだからです。
猫ちゃんの場合も予防の季節になりましたら、毎月のお薬で予防してあげてくださいね。(猫ちゃんの場合は皮膚に付けるタイプのお薬になります)
今年は、猫ちゃん用のノミダニフィラリアのお薬で新しいものが登場いたしました。オールインワンでさまざまな寄生虫が予防できるのでおすすめです。
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さて、お次はワンちゃんのお話。
ワンちゃんの予防薬は猫ちゃんのように付けるタイプのものも存在しますが、大抵は飲むタイプのお薬が主流です。
企業さんも頑張って、毎月の投薬が楽しくなるように、美味しい味付きのお薬を開発してくださり、お肉タイプのものやビスケットタイプのものなど、さまざまなお薬が存在しています。
その中で当院でおすすめしている予防薬をご紹介いたします。
■まずは、お肉タイプのお薬であるネクスガードスペクトラ。
こちらのネクスガードスペクトラは“お肉タイプ”とお伝えしていますが、具体的にご説明すると、実際に使用されているのはビーフやポークなどのザ・お肉ではなく、大豆からできたお肉が使用されています。(今流行りの大豆ミートですね)
毎月の投薬を楽しみにしてくださっているワンちゃんも多いお薬です。
中にはあまりに楽しみにしすぎて、後でゆっくり食べようとどこかに隠してしまう子もいるというお話なので、飼い主様はワンちゃんが全部食べきったことを確認してあげてくださいね!
当院では一番人気のフィラリア・ノミダニのお薬となっています。
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そしてネクスガードスペクトラと同じくらい人気のお薬が、こちらのクレデリオプラス錠。
フィラリア予防シーズンを過ぎて、ノミマダニだけを予防していたいという方は、プラスじゃない、ただのクレデリオ錠で12月〜3月に投薬されている方も多いですね。
こちらのお薬はビスケットタイプのお薬で、ネクスガードスペクトラよりは若干小さめ。形はより普通のお薬に近いようになっていますが、美味しい味がついています。(ビーフフレーバー)
美味しい味がついている。と言っても、実際に私たちが食べたことのあるわけではないのですが、こちらも人気のお薬になっています。(フードなどでしたら実際にスタッフと試食することはあるのですが、お薬ですのでお試しできないところがもどかしいです。)
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そしてこちら、シンパリカトリオは、2022年から新発売されているお薬。
こちらはミートフレーバー錠となっており、成分的には豚由来のタンパク質が使われています。(クレデリオプラスも豚由来成分が使われているのですが、フレーバーとしてはビーフとなっています。)
苦味成分がないお薬で、ネクスガードスペクトラやクレデリオ錠に次いでご提案させていただいているお薬です。
いずれのお薬も、フィラリアに関しては駆除剤、ノミマダニなどの寄生虫に対しては約1ヶ月の予防効果継続のお薬となっています。
投薬期間はお住まいの地域によりますが、宮城県だと4月下旬〜11月下旬もしくは5月頭から12月頭までの予防期間になっています。フィラリアに対して“駆除剤”であることから、「最近暖かくなってきたからもう飲ませなくていいだろう・・・」という判断が適用しないため、決められた期間毎月1回しっかり飲ませてあげることが大切です。
フィラリア薬は要指示薬となっており、取り扱いは獣医師の処方の下となっておりますので、お薬に関してわからないことがありましたら毎年の検査の時にご相談いただければと思います。
また、いくら美味しいと言っても、中には上記のお薬に飽きてしまう子も中にはおりますので、そのような場合にもご相談いただければと思います。
痛いと言ってよ
2月の話題を出す前に2月が終わっていました。
3月からは健康診断キャンペーンを開催しています。今回も当院オリジナルファイルのノベルティをご用意してお待ちしております♪(一部の人には喜ばれている、ヘタウマファイルです^^;) ※数量限定なので、ご予約の方からお取置きしています。
さて、3月から動物たちの健康診断キャンペーンに向けて、2月は院長を始め、スタッフ全員と、スタッフの動物家族も健康診断を行いました。ちなみに院長&スタッフの健康診断は、医療モール内にあるタウンクリニックえんさんで行いましたよ🤗
人の方は年1回の健康診断が主流ですが、人よりも早く歳をとるワンちゃん猫ちゃんの場合は、最低年2回の健康診断が理想です。(毎季節の年4回という説もありますが、さすがにそれは難しいと思うので・・)
そして人の方でも動物の方でも、どれくらいの健康診断項目を行うかによって、結果の受け止め方は変わってくるかなと思います。
例えば、血液検査だけで評価できる病気もあれば、エコー検査やレントゲン検査を行わないと発見しづらい病気もあります。また、その時行った検査結果だけを見るのではなく、今まで行ってきた検査結果からどのように変化してきているか、今後どのように推移していくかを見ていくことがとても大切です。
健康診断の結果は、ぜひファイリングして見返せるようにしておくことをお勧めします。
院長の健康診断の結果も、若干注意しなければならない項目もあったので、妻は今後の経過に注意していこうと思っています。
↓そして我が家の大事な息子であるシハル君も、もうおじいさんなのでしっかり健康チェックを行いましたよ。
花が亡くなって、自分が一番の最年長者になったこともあり、気持ちが少し老けこんでいるシハル君・・。
せめて花と同じくらいの年齢までは元気で生きていてもらわなければ。と私たちも必死です。
昔さまざまな抗生剤による治療や長時間の手術なども経験したことや、“猫である”ということからも通常の血液検査に加え、今回もSDMAをチェックしました。
腎臓は沈黙の臓器と言われているように、70%などほぼ腎臓がダメージうけてからでないと血液検査上異常値として表れてこないのですが、SDMAは腎機能が25%低下した段階で数値として異常が表れてくるので、早期腎臓病の発見にとても役立つ検査項目です。
↓↓検査待ち中のシハル。
シハルは、元々穏やかな性格の猫なのですが、高齢とあって、体の節々が痛いので診察台から飛び降りようとせずじっとしています。
高齢猫ちゃんの約90%以上が変形性関節症を罹患していると言われていますが
中でも痛みの多く出る部分は肘と手首です。(次に腰付近。)
シハルがジャンプしない理由はこういう理由があるためなのです。
(ジャンプや飛び跳ねをすると痛みが響くので・・・)
しかしながら、こんなにも多くの関節炎もちの猫ちゃんがいると言われている中で、「体のどこかが痛そうで」という主訴でご来院される飼い主さんはとても少なく、
整形外科の内容で受診される猫ちゃんで多いのは、圧倒的に落下事故などが起こった後など、見た目からもハッキリとわかる脚の挙上(脚が地面につかない)・破行(びっこ)があってから。
慢性的な痛みがあると認識してご来院される方が少ないのは、猫が犬のように分かりやすい行動として痛みを表さないからなのです。
その点ワンちゃんはアピール上手なので、すぐに飼い主さんが気づいてご来院されるため、関節炎のサプリを継続している方もワンちゃんの方が圧倒的に多いです。
ここで、猫ちゃんを飼っていて・または飼われていた方で、高齢になってからびっこを引いていたことがある(びっこというのが差別用語とされていますが、ここではわかりやすいかと思いますので使用させていただきます。)と認識されていた方はどれほどいらっしゃるでしょうか?
おそらく事故等以外で猫ちゃんが足を引きずって歩いていたという姿を目撃された方はとても少ないはずです。
猫ちゃんが痛みとして表すのは、人が一般的に思い浮かべるような症状ではなく、
・寝る時間が多くなった
・ジャンプ力がなくなった(ジャンプしなくなった)
・高い場所から飛び降りることがなくなった
・爪研ぎの迫力がなくなった(このため爪がよく伸びている)
・トイレを変なところでするようになった
・グルーミングが疎かになってきた(皮膚の状態が悪くなった)
・怒りっぽくなった(人に触られるのを嫌うようになった)
などです。
特に一番上の“寝る時間が多くなった”は、「歳だからなしょうがないのかな・・」と思われがちですが、寝る時間が多くなるのは、夜間あまり熟睡できていない証拠で、すなわち体の痛みがあって度々起きてしまうからなのです。
ジャンプや飛び降りをしないのも、子供の頃のようなはしゃいだ気持ちがなくなったからではなく、手首のスナップを使うときや着地の時に負荷がかかって痛みが強くなるからです。
爪研ぎも、痛みのある部分を激しく使いたくはないですし、トイレもわざわざ段差のあるところを跨いでするよりかは、行きやすい場所でしてしまえ。と思うわけです。
体を捻っての毛繕いも、痛い部分を触られることも、想像すると痛みがある状態で積極的にしたいと思うことではないですものね・・・。
とはいえ、関節炎の猫ちゃんが多いと言っても、猫の投薬は一苦労なので、サプリメントを継続するにも飼い主様にとって大変なお話。。。
そこでつい先日発売されたのが、猫の変形性関節症による痛みを抑えるお注射薬である“ソレンシア”というお薬。
こちらのお注射薬は、世界初・唯一の作用機序で痛みを抑えてくれるお薬で、月1回の投薬で済むため、猫ちゃんにとっても飼い主様にとっても、通院の負担・投薬の負担がだいぶ少なく済むお薬となっています。
猫ちゃんの体や精神的負担を考えてもとても良いお薬だと思います😊
物言わぬ動物たち。その中でも特にアピール力が控えめな猫ちゃんのために、「猫の関節炎はとっても多い」ということだけでも是非覚えていていただければと思います。
当院には猫ちゃんの変形性関節症の痛みチェック表をご用意しておりますので、ぜひご自宅の猫ちゃんの関節炎チェックにお使いいただければと思います。(パンプレット等見つからない場合はスタッフまでお声がけください)
ちなみに、我が家のシハルも早速このお注射を接種しました。
接種後、院長から「最近調子乗ってる」と言われるくらいまで好調な気配を醸しています。
おやつ付きセミナー
本日バレンタイン直前ということで、お菓子つきバレンタインセミナーを開催いたしました!(珍しく当日投稿出来ました^^;)
題材は、ワンちゃん猫ちゃんが食べては危険な食べ物について。
救急で来院される案件で多くを占めているのが“誤飲”。
その中でも、「子供のお菓子を勝手に食べちゃって!」「お父さんのおつまみを勝手に食べてしまって・・」という内容がとても多いのです。
しかも、誤飲の起こる時間帯というのが、ご家族が帰宅されてご飯の用意をしていたり、ご飯を食べ終わってお菓子をつまみ始める時間(それが、動物病院が閉院しかける(それか閉院後)夕方6時〜7時前後)に集中します。
今回のセミナーでは、実際にわんちゃん・猫ちゃんの誤飲としてあったお菓子や、成分の入ったおやつを飼い主さんにプレゼントさせていただきました。
それを元にどういった症状が出るのか、対策はどうしたら良いのかなどを一緒に考えてもらいました。上のおやつはご家庭でよくあるお菓子かと思います。
飼い主さんだけ美味しいおやつを食べていては、きっと不満の出てくるワンちゃん猫ちゃんもいるかもしれないので(?)、おうちでお留守番していてくれているワンちゃん・猫ちゃんたちには別なお土産(おやつ・パウチ)の詰め合わせをプレゼントさせていただきました!
ロイヤルカナンさんのトリーツはさまざまな種類があり(欠品中の満腹感トリーツは今回ご準備できなかったそうです)、その子の状態によって選べるようになっています。猫ちゃんは尿路系のおやつのみになります。
セミナーは、お子さんでもわかりやすい内容で、時折クイズも出されながら、飼い主さん参加型で進行いたしました(^-^)
セミナー後の質問タイムでも、積極的に質問してくださり(毎回セミナーでは質問してくださる飼い主さんが多くてとても嬉しいです!)、飼い主さんがワンちゃん・猫ちゃんのことを真剣に愛情深く飼われていることがとてもよく伝わりました。
人間の食べ物は、ワンちゃん猫ちゃんにとっては少量でも致死的になることがあるので、そのような事故がないように過ごしていければと思います。しかし、もし万が一誤飲誤食をしてしまった際は、“様子見”より先にかかりつけ動物病院にすぐ相談してくださいね!
ちなみに来月も、別な内容でセミナーを計画中です!来月は3月だし、皆さん忙しいかな・・・??
是非お時間ある方は参加していただけると嬉しいです!!!
茶色が増えて
もう何ヶ月も前のことで、すでに既知の方もいらっしゃるかと思いますが、花が亡くなり新しい茶トラの子猫をお迎えした後に、実はもう1匹茶トラの家族が増えました。(すでに私自身どこかで話題にしていたかどうかもわからなくなるほど)
それは9月中旬頃のお話で、
穂垂(8月にお迎えしたオスの茶トラ)の授乳が終わり、母親がわりとしての仕事もひと段落か。と思っていた時のこと。
うちにアルバイトに来ている看護学生の子から、夜中に臍の緒のついた状態の子猫を拾ったとのことで院長に連絡があり、ちょうど次の日?くらいに出勤予定だったので病院に連れてきてもらい、そのまま我が家にお迎えすることとなったのです。
上の写真はしばらく経ってからの写真なのですが(右の方です)、
保護した時は、まだ臍の緒もついており、目も開いておらず、生まれて1〜2日?という状態で、初乳も飲めていたのかすら心配なほどでした。
お迎えして以降、数時間おきにミルクをあげ、スクスクと成長し、今では立派なレディにまで成長しました。
名前は、子供たちが音を提案し、私が漢字を当てました。 蜜季(ミツキ)といいます。女の子です。
穂垂は、お迎えしてすぐから、新しい子に興味津々で、ずーー〜っと早く一緒に遊びたいと周りをソワソワしながら蜜季が隔離から解放されるのを今か今かと待ち望んでいるようでした。(今では1つの茶色い塊となってドタンバタン激しく遊んでいます。)
至花は昔から誰とでも仲良くなる穏やかな子なので、猫ファミリーの長として、どの子にも面倒見よく接してあげています。
そう。どれだけ押し潰されても、ケッシテオコラズ イツモシズカニワラッテイル。。。
至花はそういう男なのです。
一方三毛猫スンミ(寿住;すずみ)はというと、、、
あれだけ自分は花や至花に優しく迎えてもらったのに、自分が迎える立場になると恩を忘れ、一人だけ集団から孤立しています。どうやら茶色組のことはあまり快く思ってはいないようです(^_^;)
それでも、茶色の2人があまり空気を読まないタイプの猫なので、嫌われても嫌われても果敢に遊びに誘ったりしている時があります(笑) 何度抵抗してもへこたれない2人に、半ば諦めモードのスンミ。たまに気が向けば遊びに付き合っている場面も見られます。
というわけで、我が家は現在4匹の猫にまで家族が増えました。茶トラの猫が欲しいなと思ってはいたものの、まさかこんなに一気に2匹も増えるなんて。びっくりです。去年は茶トラの出生率が多かったような気がします。
これからNew Faceもたまに登場すると思いますので、皆様どうぞお見知り置きください。